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東京外国為替市場 ドルが軟調、円高104円台

ドル・円予想レンジ:1ドル=1ドル=103円00銭~106円00銭

2020年9月18日(金)終値 1ドル=104円55銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、ドルの下値を確認する動きとなりそうだ。

   前週のドル円相場は、ドルが軟調な展開となった。9月15~16日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で利下げはなかったものの、2023年末まで低金利政策が継続されることが明らかとなり、リスク回避のドル売り・円買いが優勢となった。

   今週のドル円相場は、ドルの下値を確認する動きとなりそうだ。東京外国為替市場が連休中にドル安・円高が進行し、一時1ドル=104円割れの水準まで円高が進行した。その後もドルの戻りは鈍く、ドル買い意欲は乏しい。米国の低金利政策の継続に加え、新型コロナウイルスの感染拡大、米中関係の先鋭化などがドルの上値を抑えている。

   経済指標は、国内では24日に7月14~15日開催の日本銀行の金融政策決定会合議事要旨などが予定されている。

   海外では、24日に米国の8月の新築住宅販売件数、EU(欧州連合)臨時首脳会議(25日まで)、25日に米国の8月耐久財受注などが予定されている。

(鷲尾香一)

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