焦りは禁物、夏~秋は前哨戦だ
ただ、それがゆえにサマーインターンシップに落ちたとしても、不安がる必要はまったくない。むしろ、就活生一人ひとりにとってのサマーインターンシップの役割は(1)優遇獲得(2)エントリーシート(ES)&面接経験の蓄積―― に集約されると考えるが、(1)の優遇獲得はあくまでも付随的なものに過ぎず、(2)が今後のきたる本選考においては最重要である。
加えて(1)の優遇を獲得したいわゆる優秀層は総取りした内々定のほとんどを本選考前には志望度の高い少数のみを残し辞退をしていくはずだ。
なので、ほとんどの学生にとって現時点でやるべきは超大手企業だけでなく、ありとあらゆる企業のインターンシップ前哨戦選考経験を積むことだ。そして来年6月に最高の状態で志望企業選考に臨めるようにしたい。
夏から秋はまだまだ前哨戦だ。目先の結果に一喜一憂せず、最後の果実をつかみとるべく行動していこう。(鈴木修二)