食品ロス削減7割が「意識」も、野菜はレジ袋で包装してほしい
調査では、「食品ロス問題」への意識についても聞いた(n=600人)。それによると、「強く意識している」と答えた人は16.7%、「ある程度意識している」が55.5%で、合わせて72.2%と7割以上が「食品ロス問題」への意識をもって生活していることがうかがえる。
野菜の食品ロスを削減するため、個人として実践していることでは、「食材を無駄にしないようにしている」が77.2%、「傷まないうちに消費する」が53.8%、「食べきれる量だけ購入する」は44.2%が上位を占めた。
全体的に、男性より女性のほうが食品ロス削減のための行動・意識があるよう。全体の91.0%の人が食品ロス削減のために、何らかの行動をとっていたり、意識をもっていたりすることがわかった。
7月からは、プラスチック製の買い物袋(レジ袋)の有料化がスタートしたが、「野菜を購入するとき、包装がない(少ない)ほうがいい」と答えた人は16.0%。「ややそう思う」が39.5%となった。合計で55.5%だったが、これは昨年調査(19年、60%)のより、4.5ポイント減少した。
タキイ種苗は、コロナ禍の影響が多岐にわたる現状で、店舗での衛生環境を気にする人が増えていることが考えられる、としている。
なお、調査は2020年7月18~21日に、インターネットで実施した。