偉い人ばかりのオンラインサロン? 「株式会社 社外取締役」って何なんだ!

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「本業や副業を飛び越えたおもしろいことをしよう」

「オンラインサロンの活動初回は2020年5月、ビデオ会議サービスの『Zoom』で全員ミーティングを実施して、新しいカタチのオンラインサロンをめざしたい、という思いを共有しました。新しいカタチとは、オンラインサロンを会社ととらえ、私たち3人とメンバーの皆さんでサービスの開発やプロデュース業を一緒に運営していくこと。本業や副業を飛び越えたおもしろいことをしましょう、とも話しました」
オンラインサロン「社外取締役」では、オンラインでの情報発信やコミュニティにとどまらず、オフラインで会える場所もつくりたい考え。
オンラインサロン「社外取締役」では、オンラインでの情報発信やコミュニティにとどまらず、オフラインで会える場所もつくりたい考え。

   オンラインサロンを通じた活動には、メンバー主体の活動と、代表の3人が中心となるプロジェクトがある。

   メンバー主体の活動としては、会員ページ内ではブログとして情報発信をしたり、チャットなどで会話したりしながら、メンバー同士の交流を深めている。そうしたやりとりから、プロジェクトが生まれてくる。たとえば、「ラジオをつくる」では、インナー向けコミュニティラジオ番組を制作。メンバーの人物紹介や、社外取イベントのインフォメーションなどを公開している。「九州LOVER」では、福岡で「大福屋」を開業するプロジェクトが進行中だ。メンバーが商品開発やパッケージデザイン、PRまで行う大型企画に発展した。

   一方で、3人が中心となるプロジェクトの場合、具体的なビジネスにつなげていくケースが多い。一例は、人気コスメブランドとのコラボによる店舗開発やサービス開発、大手不動産デベロッパーのアップブランディングだ。

「私たち3人が中心となって、企業に話を持ち掛け、興味を持ってくれた会社と企画が進んでいきました。もっとも、代表を務める3人が決定権を持ち、いい意味で三者三様の考えや視点があるため、企画をまとめていくことに苦労しました(笑)。オンラインサロン開始後、サロンメンバーからの引き合わせで、企画が実現した実績もできつつあります」

   ちなみに、ベツダイ東京支社が新たに企画するホテル事業では、「社外取締役」とコラボした施策を検討中だ。苦しい観光、ホテル業界を盛り上げようと、企画を温めている。

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