ビットコインをはじめ、仮想通貨市場が大きく下落した今週(2020年8月31日週)。この下落を「チャンス」に変えたのが慶応義塾大学の馬医金満。リップルを6000円分、購入した。変動幅が大きいリップルは「当たった時のうまみが大きいですね」とのコメントは、どことなく余裕を感じさせる。
一方、悔やむのが職業能力開発総合大学校のさっちん。前週のプラスが吹っ飛んだ。とはいえ、転んでもただでは起きない。「下落はチャンス」と、ビットコインを全力で購入した。明治大学のITは、相場をにらみながら様子見。専修大学のゆうは旅行中のため、取引を見送った。
大失敗!大暴落!大損!(職業能力開発総合大学校)
どうも、さっちんです!
今回は失敗しました。不覚......。640円の損です。
2020年9月4日にビットコイン(BTC)の大暴落が起きました。
BTCの大暴落につられて、他のアルトコイン(BTC以外の通貨のこと)も大暴落。これによってBATもなんと、1BAT=26.484円に落ちました。今後上昇することは間違いないのですが、1BAT=44.734円で買った35BATを売却して、マイナス640円の大損を確定しました。
ですが、急落の時は大きなチャンスということでもあります!
大暴落チャンスはたとえ640円の損をしたとしても、BTCを最大限買いたかったのです。買った量は0.008BTC当時のレートは111万2022円だったので、8896円の購入になります。
さて、BTCが今後上昇する根拠を紹介していきましょう。根拠が多いので、今回は半分紹介して、来週はもう半分を紹介していきたいと思いますので、今回の理由を見て気になった方は来週も見てくれるとうれしいです!
(1)大御所、ウォーレン・バフェット氏は、以前から金(ゴールド)に対して懐疑的な意見でした。しかし、8月16日に行動は一転、バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイがゴールドマンサックス株を売ってバリック・ゴールド株を買ったと言う単純明快な記事です。しかし、似たような特性を持つBTCの期待値も一緒に上がったと言うことです。実際に16日にBTCは130万円付近に上昇しました。それは、この情報が理由だったと考えます。
参考リンク:「『歴史的転換点』世界3大投資家バフェットがゴールド関連株保有へ、ビットコインの関心も高まる」(COINPOST 2020年8月19日付)
(2)あなたは想像したことがありますか? 明日自分の使っている通貨の価値がなくなっていることを。
日本に生まれ、日本で育った人は恐らくないと思います。しかし、たとえばアルゼンチンの人々は明日、自分たちが使っている通貨の価値がなくなるかもしれないという不安を抱えながら生きています。そんな彼らが得た結論がBTCです。BTCへの投資であれば将来、通貨として信用される時代が来ると考えたのではないでしょうか。
参考リンク:「経済危機下のアルゼンチン、7割が『仮想通貨は資産保護の最良手段』と回答」(COINPOST 2020年9月1日付)
これだけでもBTCが必要とされ、値上がり期待があることがわかります。
最後に今回の収益です。
もっと先にこの事態を予想できていれば、少ない損で最大限の利益を叩き出せたことでしょうが、ま!そんな時もあるかなぁ?って思いながら前向きに情報戦を頑張っていきます。また来週もよろしくお願いします!
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
もはや聞きなれ過ぎた金(ゴールド)とビットコインの関係ですが、希少性に焦点を当てたストック・フローモデル という分析方法があります。
参考リンク:「ストック・フローモデルでは、ビットコインが500万円以上になる可能性」 (みんなの仮想通貨 2020年8月24日付)
【ストック・フローモデルの計算式】
世の中に存在する量(ストック)÷毎年新規で発行される量(フロー)=ストックフロー比率
ストックフロー比率が大きければ大きいほど希少性が高くなり、価値が上がりやすいということです。
この計算では、現在のビットコイン(56)は金(58.3)とほぼ同じ希少性を持っていることになります。そして、ビットコインの半減期後には、値上がり率は上となっています。このモデルの提唱者であるPlanB氏によると、驚くべきことに近くビットコインは5万5000ドル程度(約580万円)になるのだそうです。
ただ、このモデルにはイーサリアムの創始者であるヴィタリック氏などの著名人が悲観的であることから、その正確性や整合性に関しての他の面からの分析を行う必要があるでしょう。
前週からの損益 マイナス620円
9月4日現在 9528円
保有している仮想通貨 ビットコイン
◆ 今週も取引を見送りました(中央大学)
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
9月5日現在 1万円