「いち早く考えるべきは社員の行く先、会社のたたみ方です」
「都内で不動産会社を経営している者です。3月から本当に厳しい状況となりました。商談中だった話はすべてなくなり新規のお客様からの問い合わせも4~6月はほとんどありません。毎月毎月赤字でキャッシュが減っていく恐怖。あと3か月でキャッシュは底を尽き、従業員9名の給与も支払いが困難な状況となります。
雇用調整助成金があるでしょ? と言われる方もいますが、休業しなければ貰えません。休業したら人件費以外の経費で結局キャッシュが減っていくのです。私の役員報酬も4月からゼロ。妻と3人の子供もおりますが、生活もできません。社員にも現状のすべてを話しており、社員は会社がなくなるかもしれないのに全力で頑張ってくれております。本当に心苦しい。すべてが疲れました」
「私も不動産経営者です。何とか乗り切って頑張りましょう。いち早く考えるべきは社員の行く先、会社のたたみ方。次につながらない倒産のさせ方だけはやめましょう。まずはご家族にもご理解いただき、自身のメンタルが崩壊しないうちに、食いしばっている歯を緩めてください。勇気ある撤退も視野に入れて行動すべきです!」
「ホテル勤務でしたが全従業員解雇。海外旅行者を対象にしたインバウンド関連の仕事しかしたことがないため、今は失業保険で食いつないでいます」
「アパレル社員で店舗閉店のため、会社都合の退社になりました。勤続年数がまぁまぁでしたので、年内は失業手当が出るのでなんとか生活できますが、アパレルや観光は人々が外出しないのであれば必要とされない職種なので難しいですね」
「8月のお盆休みの前には近所の工場、駐車場には50台以上止まっていた。8月20日を過ぎても人影すらなかったので『長いお盆休みね』と思っていたら、倒産したとのこと。24時間操業だったので夜中は静かになったけど、なんか寂しい。このような状況は全国各地であるのだろうな」
企業経営は、なお厳しい状況にある。