ハコベル+モノオク テレワーク応援配送パック
テレワークの拡大で、ユニークな協業も誕生した。
ラクスル株式会社(東京都品川区)が運営する物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」は、物置きシェアサービス「モノオク」を運営するモノオク株式会社(東京都渋谷区)と協業し、「テレワーク応援! 配送簡単パック」を始めた。9月8日の発表。
「ハコベル」の「ハコベルカーゴ」では、荷物を送りたい人と軽貨物ドライバーとのマッチングにより、各運送会社の非稼働時間や個人ドライバーを有効活用して低価格での配送サービスを提供している。ラクスルによると、新型コロナの影響でテレワークの実施が増えたことに伴い、ハコベルカーゴでは自宅にワークスペースを確保するため、家具・家電などの大型配送を依頼する個人客がコロナ禍前と比べて約20%増加しているという。
モノオクとの協業は、テレワーク関連の利用に向けたサービスを充実させるため実現。「ハコベルカーゴの『低単価で柔軟な配送網』と、モノオクの持つ『保管』機能を組み合わせることで、荷物の保管場所探しから荷物配送までをワンステップで提供することが可能になった」。ラクスルでは「簡単に低価格でのサービスを提供できる体制を整えている。アフターコロナを見据えたテレワーク中心の新しいワークスタイルへの移行をサポートしたい」としている。
「テレワーク応援! 配送簡単パック」利用で、保管費用は1畳分あたり、月3000円から。東京都内での保管は同6000円から。配送費用は、ハコベルの通常料金の約半額。費用は、荷物量や配送距離により異なる。