若者に人気「つみたてNISA」が好調! コロナ禍の株価乱高下でも「安定的な収益」が期待できるワケ?

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若者層に人気の「つみたてNISA」口座数は右肩上がり

   「つみたてNISA」は2018年1月、若者に資産形成を促す狙いでスタート。毎月、対象となる投信を、年間40万円を投資の上限に一定額買い続ける(積み立てる)場合、分配金や売却益にかかる税金を20年間免除する。

   積み立て投資のメリットには、価格(株価指数)が下がった時にも投資を継続することで平均購入単価を引き下げる効果が期待できること。「ドルコスト平均法」と呼ばれ、価格変動リスクを小さくする狙いがある。

   たとえば株価が値下がりしたときに、安く多くの株数を買うことで平均購入単価を引き下げて、値上がり時の収益獲得を目指す。積立投資は、長期間に投資するほど、リターン率が上がってくる。「つみたてNISA」は非課税の積立制度なので、若い時から「コツコツ」積み立てることで将来の楽しみがある。少額から投資できるので、投資初心者に向いているのも、メリットといえる。

   こうしたことから、つみたてNISAの口座数も好調に推移している。2020年3月末時点の口座数は114万口座で、前年12月末と比べて約19万口座(20%増)増えた。四半期での口座の増加数では過去最高。増加した口座の4分の3以上(約15万口座増)を20~40代の若者層が占めているという。

   コロナ禍で株価が乱高下しても、やっぱり若いうちから地道に、毎月「コツコツ」がいいらしい。

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