色が発信する「メッセージ」を受け取って!
まず「赤」についてです。赤は筋肉を緊張させる波長です。赤が好きな人は、外向的でエネルギッシュ。スポーツなど身体を動かすことも好き。チャレンジ精神あふれるタイプ。積極的で目立つことも嫌いではない。負けず嫌いで感情の起伏が激しく、衝動的なところもありますが、基本的には楽天的です。
キャラクターで言えば、元気な主人公タイプ。周りを引っ張るリーダータイプの色です。
このタイプの人に言って喜ばれる言葉は、
「さすが他の人とは違うね」「〇〇したのは、あなたが初めて」
「一番〇〇だね」
など。特別であることや一番であることを伝えましょう。
オレンジが好きな人は、陽気で明るく、人懐っこいタイプです。年下からも年上から好かれるタイプ。話し上手で社交的。度が過ぎておせっかいに思われることもあります。また楽しいこと、人と集まることが好きで、その分寂しがりやでもあります。キャラクターだと、主人公の隣で明るく話しかけてくれるようなタイプ、ムードメーカーの色です。
このタイプの人が言われて、うれしい言葉は、
「○○さんといると楽しい!」
「人脈ありますね」
「こういうイベントには○○さんは欠かせないですね」
など。一緒にいることの楽しさを伝えると喜ばれます。
黄色が好きな人は、陽気で活発なタイプが多く、頭の回転が早くユーモアセンスがあります。お笑い好き、楽しい話題が好き。表情豊かで温かい印象。人に合わせるのがうまいタイプです。褒められたがり、構われたい意識が強く、寂しがりやで他人からどう思われているのか気にしすぎるところもあります。キャラクターだと、元気で明るいのですが、弱虫タイプです。
このタイプが言われて、うれしい言葉は、
「どうしているのか気になってたよ」
「さすが頭の回転いいね」
「○○がいると楽しい! おもしろい!」
など。気にかけていることを伝えていくと効果的です。
今回は、色から人の心理がわかるのは魔法ではなく、根拠があるということを中心にお伝えしました。次回は、ここで紹介しきれなかった色について、ご紹介します。
色のメッセージを受け取って、コミュニケーション上手になりましょう。(入澤有希子)