きょうは40代のSさんです。オンライン飲み会にも久しぶりのご参加ですね。いつも「参加」ボタンを押されていますが、ほとんど欠席されるので本日も参加されないと思っていましたよ。
最初はみんな、
「参加するするサギだ!」
なんて、笑いながら言っていましたが、最近は何も言わなくなりましたよ。(苦笑)
ドタキャンする人はこんな人
ちょっと気になることがあるので、Sさんにお話を聞きながら進めたいと思います。
「Sさん、オンラインイベントをよくドタキャンされているように、キャンセルもしないで欠席されることが多いように感じますが、その心理をおうかがいしたいです」
Sさん「最近、無料のオンラインイベントって多いじゃないですか。参加できるかは置いておいて、気になったらまず参加ボタン押しますね。オンラインだから困らないでしょ。無料だし。ははははっ」
どうやら、イベントの主催者の方々に申し訳ないっていう気持ちはないようですね。なんだか情けない。けれどSさんだけじゃないんですよね。そういう人は少なからずいるようで、Sさん含めて、ドタキャンする人の特性をみてみました。
◆ あなたは当てはまっていませんか? ドタキャンする人の特性
1.自己中心的な人
自分のことだけ考えて、相手のことを考えていません。無料のオンラインイベントも準備に時間はかかります。また、人数を計算しながらチーム分けすることもあるので、ドタキャンは本当に困るものです。相手にどんな迷惑がかかるかなんて考えていません。
2.無責任な人
参加する側は何をしても許されると思っています。主体性がなく、言い換えると無責任です。約束したことに対して、何も責任を持ちません。約束したとも思っていないこともあるので厄介です。
3.スケジュール管理ができない人
毎回仕事が終わらなくて、イベントに間に合わないという人もいます。もしかしたら、スケジュール管理ができていない可能性があります。計画性がないため、早めに断ることもできません。
4.断れない人
人に誘われたら断れないという人もいます。でも、結局は興味がないので、直前にキャンセルします。確信犯ですね。
Sさんが、これら1~4のすべてに当てはまっているかはわかりませんが、自己中心的で無責任であるように感じます。悪気がないのが一番厄介です。1?4の項目を見て、Sさんマズいって思いません?
あなたの言動はすべて、あなたの信用力に繋がる
プライベートでの接し方は、年収にも現れます。
プライベートでの人に接し方は、ビジネスにも繋がっていると思います。私はBtoCの営業をしていますが、ドタキャンする人も、遅刻する人も一定数います。それは、次のABCのパターンに分けられます。
A:連絡なしのドタキャン
B:連絡なしの遅刻
C:連絡ありの遅刻
たとえば、連絡がない時に私から連絡すると「すみません。きょうは用事ができてしまって行けません」。約束は覚えているのに、キャンセルの連絡をしない......。残念ながらそんな方もいます。
これまで、仕事で何百人という方にお会いしてきました。ある程度、お客様の年収を把握していましたが、年収の高さはこうした連絡するしないの、些細と思われるところに表れるのです。上記のABCに照らすと、年収の多い順にC>B>Aとなります。
ここからわかることは、年収の高い人ほど、相手のことを考えて行動するということ。立場が上だとしても、相手を見下したりしません。それがすべて態度に表れるんですね。プライベートだろうがビジネスだろうが、これは変わりません。
プライベートの無料のイベントだったとしても、そこに関わっている人からはSさんは無責任な方、信用がない人と認識されているはずです。もしかしたらブラックリストに載っているかもしれませんよ。
会社から出ると、そこには「個人の信用力」の世界が広がっています。退職するとたとえ、以前は大企業に勤めていたとしても肩書がなくなります。この先、会社以外でどう過ごすか。たかがイベントさえどイベント、あなたの言動はすべてこれからの信用力に繋がります。
信用力を高めるのも、落とすのも、Sさん次第です。(ひろ子ママ)