待てど暮らせど来ない...... おねがい! 面接結果、教えてぇ!!(叶多凛)

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   面接をしてからしばらく経った。それなのに、待てども待てども結果の連絡が来ない。

   きょうこそは連絡が来るかもしれないと、家の中でもスマホを持ち歩く日々。けれども一向に、わたしのスマホはうんともすんとも言わない。ねえ、なんとか言ってよ~~~!

  • 「いったい、どうなってるのぉ~」
    「いったい、どうなってるのぉ~」
  • 「いったい、どうなってるのぉ~」

就活生は手も足も出ないんです!

   「面接の結果を待つ」のは、就活生が最もドキドキして、ヤキモキする期間であると思う。「あの質問、うまく答えられなかったなあ......」とか、「緊張しすぎて、いつもの自分が出せなかった......」とか。

   どんなにたくさん後悔があっても、もはや今さらどうすることもできない。ただひたすらに、企業からの連絡を待つことしかできないのが「結果待ちの期間」である。結果が気になりすぎて、他のことに手が付かなくなるというオマケ付きである。

   一般的に、面接してからその合否の連絡が来るまでの期間は3日から1週間といわれている。でも、それはあくまで一般論。わたしの経験としては、面接の最中に「内定です」とか「次の選考に進んでください」とか言われたこともあるし、しばらくたってから連絡が来たこともある。つまり、結果が来るまでの期間は会社によってマチマチなのである。

   ただ、会社ごとに見当をつけることはできる。特に、その会社での選考を重ねていれば重ねているほど、見当はつけやすい。書類選考や一次面接の結果連絡が来るのが早い会社は、それ以降の結果連絡もどちらかと言えば早いだろうし、逆もまた然りである。

   そんな中で、「困る」と言うか「どういうこと??」となるのが、「それまでは選考結果をすぐに連絡してくれていたのに、最終面接だけ、全んっっっ然連絡が来ない」というパターンである。

「これまでの選考では、遅くても3日以内には結果連絡が来ていたのになぜ?」
「最終面接だし、結果が出るまでに時間がかかっているのかな......?」
「まさか、サイレントお祈り(:不採用の際、企業が就活生に連絡しないこと)? でも、連絡するって言ってたしな......」

   最終面接の結果がなかなか来ない就活生の脳内は、だいたいこんな感じだろう。なぜこんなに状況やセリフが具体的なのか。それは、みなさんお察しのとおり。なにを隠そう、今まさにわたしが直面している状況だから!

鈴木 修二(すずき・しゅうじ)
鈴木 修二(すずき・しゅうじ)
現在、東京都内の難関私立大に通っている3年生。現役就活生として、今まさに就職活動中の立場だからこそわかる、最近の就活の実態をつまびらかにしていきたい。
自分と同じ、来春(2021年)卒の学生には共感の場を、これから就活を控える2022、23年卒の学生には、就職活動にはびこる企業の体裁と内情の乖離を、正確に把握するための機会になれば、と思う。
そして、意中の企業に就職して、すでにキャリアを積んでいるであろうビジネスパーソンさんには、さまざまな企業の採用戦略をエンターテインメントとして読んでいただければ、うれしい。
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叶多 凛(かなた・りん)
現在、東京都心から少し離れた自然あふれる私立大学に、のびのびと通う4年生。「学部4年生×就活生」というのはいささか不思議に思われるかもしれないけど、そうワケありである。
現役就活生として、シューカツのあれこれを率直に書いていきたい。就活に励んでいる「同士」には、「あるある」と思わず膝を打つような、まだまだ就活なんて!という学生には、シューカツの一端を覗いてもらえるような。そんな内容にできればといいな、と思う。
テーマは「就活も楽しむ!」。いろいろな企業に赴き、さまざまなビジネスの話を聞くことができるのは、就活生だけの「特権だ!」と思っている。そんなふうに就活できたら、イヤな面接官も撃退できるかも。なんて考えている。
得意なのは、英語。今夏の東京五輪・パラリンピックでは、世界中から訪れる報道陣の手助けをするインターンシップにも登録。こちらも、ガンバル!
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