ビットコイン、今後はどうなる?
さて、大きな動きとなったビットコインですが、今後はどうなるのでしょうか――。給付金での買いが終わった後は、再び元に戻るのでしょうか。その道しるべとして、金(ゴールド)価格の史上最高値更新があります。
※ 参考リンク:コイネージのレポートでは、金融商品で一番の相関性があると分析されています。
金とビットコインは埋蔵量と発行枚数が決まっているということから希少性があり、「デジタルゴールド」とも呼ばれるビットコインと値動きの相関性があります 。
新型コロナウイルスへの対抗措置として、世界中の政府の大規模な金融緩和により法定通貨の価値が大きく低迷。相対的に金やビットコインの価値が高まることになったと言えます。
その他にも、時価総額で2番手のイーサリアム(ETH)が11月に予定されているアップデートへの開発が順調に進んでいることや、時価総額で3番手のリップル(XRP)が地域版オンラインイベントを開催することによって盛り上がっています。仮想通貨市場全体の地合いが良いために、買いが買いを呼ぶ展開となっているのです。
Google検索で見ても、「Bitcoin」は注目を集めていることがわかります。
特に、ナイジェリアや南アフリカなどの新興国で良く検索されており、自国通貨の価値の低迷を、ビットコインで補完する人も多いのかもしれません。米ドルなどの安定している法定通貨が手に入らない国では、こういった事態が起きた時にビットコインは救世主となるわけです。
パンデミックは早く収まってほしいですが、ビットコインこういった素晴らしさは世界中に広がってほしいですね。(ひろぴー)