【コロナに勝つ! ニッポンの会社】吹奏楽部が喜ぶ! 進化するマスク続々 札幌に「非接触」のセルフチェックインホテルが登場

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   ウィズ・コロナで欠かせないマスク。TPOにあわせて新たな機能が追加されるようになり、さまざまな業種が続々と参入。「進化」するマスクが登場している。

   そんな異業種が制作したマスクのひとつが、管楽器が演奏できるマスク。島村楽器(東京都江戸川区)は、シリカゲル(乾燥剤)製品の開発・製造を手がけるテクナード株式会社(岐阜県羽島市)とコラボレーションして、マスクを装着した状態で管楽器の演奏を可能にした「シリカクリン/管楽器対応抗菌消臭立体マスク」を開発した。

  • 着けたまま演奏OK
    着けたまま演奏OK
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マスクを着けたままサックスが吹ける!

   「シリカクリン/管楽器対応抗菌消臭立体マスク」は、金管楽器・木管楽器(フルートなどの横笛楽器を除く)や、リコーダー、鍵盤ハーモニカなどが演奏できる抗菌消臭立体マスク。マスク正面の開口部から、マウスピースやリード、歌口(うたくち)をくわえることで、マスクを装着しながら演奏できる。メッシュ構造による通気性を確保。立体設計によりマスク内に適度な空間ができ呼吸量が多い管楽器の演奏時にも苦しさを感じないという。

   マスク内側には高機能素材、シリカクリンを含む特殊生地を使用。消臭と同時に適正湿度に調節する作用があり、快適さをキープする。またマスク全体には銀イオンによる抗菌効果をもつ糸を使い、さまざまな菌の増殖を抑える。

   演奏時以外は、内側の保護布で開口部を閉じて、通常のマスクとしても使える。また、手洗いで繰り返し使用できる。

   2020年8月18日から、全国の島村楽器の店舗、島村楽器オンラインストアで発売。オーケストラの楽団員や全国の吹奏楽部員には、うれしい「進化」になりそうだ。

◆ マスクの内側にしのばせる「3D立体快適マスクフレーム」

フレームを中に仕込んでマスクを使うと息苦しさ解消
フレームを中に仕込んでマスクを使うと息苦しさ解消

   石川県加賀市の石川樹脂工業株式会社は、マスク着用時のつけ心地と息苦しさを解消することを目的に、マスクの内側に着けて使う「3D立体快適マスクフレーム」を開発した。8月13日に発表した。

   金沢市のクリエイター集団「secca inc.(株式会社雪花)」との共同開発。椀型のブラケット構造の設計により、着け心地の良さと息苦しさの解消を両立。マスク内に、いわゆる3D立体構造をつくり、口元の空間を拡大。呼吸しやすく会話もしやすいうえ、快適な着け心地を実現した。材質は、ポリプロピレンを使用している。

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