車なし。タクシーの方が気楽。コツコツ貯めて貯金4億円
「年収:夫(外資系IT・40代)1600万円、妻(外資系IT・40代)2050万円、夫婦別会社勤務。子ども 1人(小学低学年)。注文住宅(1億2000万円)貯蓄: 夫1200万円、妻7500万円。車:外国車SUV、と軽自動車。生活感:夫婦ともグルメでないので、週に1、2度ラーメン屋、ファミレス、近所の串カツ田中など。妻の仕事が忙しく国内外出張も多いため、週に2度ほどタスカジ(編集部注:家事代行マッチングサービス)に来てもらい数日分のおかずを作り置き(1回1万円弱)。旅行は年に1度国内か海外、エコノミークラス利用。コスパ重視。妻は多い時でバッグや仕事用スーツに月50万円使う時あり。普段着はユニクロなど。コロナで夫婦共に在宅勤務となり、夫婦それぞれ書斎が必要となり、現住居を売却して広めの土地に新築しようかと検討中」
こういう質素な人たちは、当然ながら貯金がバンバンたまっていく。こんなふうにだ。
「世帯年収:3000万円。50代夫婦2人(ともに専門職)子ども独立。都心マンション1.5億円(全額現金購入)。車なし。タクシーのほうが気楽。貯蓄コツコツ貯めて4億円強。生活感:実家は代々の土地に賃貸マンションだが、子どもの頃から派手な生活を慎むよう教育される。上には上がいるから前を見て進めばよいと。20代の頃から倹約。目立ちたくないので普段は年収700万円程度の人と同じ生活、必要があれば高いランクのものを選んで購入する程度」
「世帯年収3300万円:夫(会社経営・33歳)役員報酬2500万円、妻(35歳・会社員)800万円、子どもなし。賃貸20万円。貯蓄(株、国債含)1億3000万円(法人資産6500万円・夫個人資産2500万円・妻資産4000万円)。生活感:夫の仕事はプログラミング関係、月200~300万円の不労所得があるので毎日暇している。毎日妻を会社まで車で送り、夫が御飯作ったり、洗濯物したり、主夫している。貯金は月100万円~150万円できる。趣味はジムに行くくらい。車、時計、女遊び、家に興味がないのでお金がどんどんたまる」
(福田和郎)