今週(2020年7月27日週)の早稲田大学は試験とレポートに追われ、静観。「円爆売り」を期待して、次週に賭ける。一方、果敢にチャレンジした明治大学。は、購入時の価格が今週の最高値の展開に涙。「相当なハズレくじを引いたようです」とショックを隠せない。
慶応義塾大学も「想定外」なことばかりで、一歩後退。専修大学は、保有したままポジションの損切り機会を見逃し。一時は大きな評価損を抱えたが、なんとか耐えしのいだ。
建値で戻ってくるような動きは想定外(慶応義塾大学)
7月27日(月)
前週からの見方では、下の図1のように見ていた。前週の分析で下目線であったのは、図の濃い青いチャネルの流れを、水色の矢印付近で下に外してくるであろうと見ていたからだった(実際には、外れることはなく上へと値幅を伸ばした)。
そこで、月曜日(27日)の昼頃に1ポンド=135.630円で「売り」でエントリー。しかし、その後一度はチャネルの底辺まで行ったがEMA(指数平滑移動平均線)の傾きが緩やかであったことなどから下落が続かず、火曜日(28日)に建値で決済されてしまった。
建値で戻ってくるような動きは、想定とは違っていたため、ポンド円は、今週は触る機会がなかった。
そもそも見ていたチャネルを外してくるような動きとなる理由付けが曖昧であったために、逆の方向を予想する結果となってしまっており、方向性の確定を確度の高い見方を確立しないとならないとは思っているのだが、なかなか一朝一夕にはどうにもならない部分がある。引き続き、検証していきたい。
7月29日(水)
久しぶりにドル円を分析してみたところ、ここ数日の下落から反発上昇が見込めると思い、1ドル=105.036円で「買い」エントリーしたが下落の勢いが強く104.900円で損切りした。
後日、検証し直したところ、今回の落ちる、だいたいの角度はわかったのだが、縦軸となる値幅部分の分析がうまくいってなかった。次に生かしていきたい。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
格付け大手のフィッチレーティングスは、新型コロナウイルスによる不況について、今後数年影響が続くとの見通しを示しました。先進国の新型コロナウイルス前から今後10年で3~4%下回ることが予想されるといいます。そんななか、ブレグジットで揺れる英国は1.6%から0.9%に低下すると予想されました。米国の潜在成長率予想(1.9%から1.4%)と比べると角度はありますが、それほど下がらないといった印象を受けます。
そんな英ポンドはドル円の下落にも負けずに堅調な値動きとなっていることから、近く140円をトライする動きとなりそうです。
前週からの損益 マイナス136円
7月31日現在 1万2480円