コツコツと「本気の積立」を侮るな! 売買のタイミングを計らなくてもいい投資方法がコレだ

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投信積立には活用できる「制度」がある

   そんな投信積立ですが、オススメは「制度」を活用して始めることです。具体的には、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」と「つみたてNISA」です。

   いずれの制度も投資信託を活用した資産形成を、国がサポートしており、拠出金(積み立てた金額)が全額所得控除されたり、非課税期間が設けられていたりと、さまざまなメリットがあるので、ぜひとも有効に活用したい制度です。

「iDeCo」「つみたてNISA」を活用した、「本気の積立」がオススメ!
「iDeCo」「つみたてNISA」を活用した、「本気の積立」がオススメ!

   ただし、いずれの制度も毎月の拠出限度額が定められていることには注意が必要です。将来のための資産形成を考えた場合、はたして制度を活用するだけで十分なのでしょうか。下の表は、毎月〇万円ずつ積み立てを続け、〇%の固定利回りで運用できたら、お金はどれだけ増えるのかを表した皮算用です。

   3万円×20年×年4%であれば、約1100万円。確かに大きな金額ではありますが、将来のためのお金と考えると物足らないと感じる方も少なくないかもしれません。もし、毎月5万円ずつ続けると、同じ条件で約1800万円です。これくらいであれば、例の「2000万円問題」に対する一つの答えにもなりそうです。

コツコツと「本気の積立」
コツコツと「本気の積立」

   このように、「コツコツ×『本気の積立』」は、侮れないパワーを持っているのです。(日興アセットマネジメント マーケティング部 乙部洋輔)

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