【襲来!新型コロナウイルス】東京都の感染者463人! 知事たちの反乱、安倍政権がやらないなら「独自の緊急事態宣言」の倍返しだ!(1)

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人口比で最大の感染者の沖縄が緊急事態宣言発令

状況次第で「東京都独自の緊急事態宣言を出す」と語った小池百合子都知事
状況次第で「東京都独自の緊急事態宣言を出す」と語った小池百合子都知事

   「都独自の緊急事態宣言」に言及した小池都知事と同様に、腰の重い政府の姿勢に憤る各地の知事の中には、独自に緊急事態宣言を出す動きや、休業要請に踏み切るところが相次いでいる。

   7月31日付の主要メディア(オンライン版)の報道をまとめると、まず県独自の「第2波非常事態」を7月31日に発令したのは岐阜県の古田肇知事だ。岐阜県内では7月に入り感染者が急増。その6割が隣の愛知県由来だ。しかも大学のコンパでのクラスターが多いことから、古田知事は「若者」「学校」「名古屋」「お酒を伴う飲食」の4つのキーワードをあげ、県民に「名古屋での飲食の回避」を呼びかけた。

   その愛知県でも大村秀章知事が7月30日、名古屋市の風俗店などが密集する地域に絞って独自の緊急事態宣言を出す可能性を示唆した。ただ、会見で大村知事は「具体的にどうするかというと、これから注視し分析・検証して考えていく」と語るにとどめた。

   人口比の割合では全国最多の感染者を出している沖縄県では玉城デニー知事が7月31日、県独自の「緊急事態宣言」を発令すること決めた。県内の全飲食店に営業時間を5時から22時までに短縮するよう要請した。また、特にクラスターが発生している那覇市松山地域に店舗を構える接待を伴う飲食店には8月1日~15日まで休業要請を行う。応じた事業者には20万円の協力金を支払う。

   感染者が東京都に次いで多い大阪府では、吉村洋文知事が5人以上の飲み会の自粛を府民に呼びかける一方、感染者が急増している大阪市のミナミの繁華街の飲食店に10日単位で休業要請を出す。休業中は大阪府、大阪市からそれぞれ1万円の計2万円の2支援金を出す。

   飲食店関係のクラスターが多く発生している鹿児島県は、他県に先んじて7月8日~21日に、県内全域で接待を伴う飲食店に休業を要請、20~30万円の協力金を配った。宮崎県も接待を伴う飲食店に休業を要請、応じた店舗に10万円、営業時間を短縮した店舗に5万円を支払う予定だ。北海道小樽市は1店舗あたり20万円の協力金を支払うことを決めた。

   京都府も7月31日、京都市内の飲食店を中心にクラスターが発生しているため、「飲み会などは2時間程度」とするよう府民に呼びかけることを決めた。

(福田和郎)

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