【コロナに勝つ! ニッポンの会社】J1スタジアム売店にAI搭載レジで「非接触」実現、タッチパネルをタッチレス化実用も

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   ウィズコロナ時代のキーワードの一つ「非接触」。新型コロナウイルスの感染拡大の原因となる「人との接触」や、他人が触ったものを重ねて触ることを避けられるサービスが注目の的になっており、新たな技術の開発や導入が盛んだ。

J1 大分トリニータの本拠地で

   2020年7月10日から観客を入れて試合を開催しているサッカーJリーグ。J1大分トリニータの本拠地、昭和電工ドーム大分(大分市)の売店トリズキッチンに、鹿島アントラーズ戦が行われる8月1日から、AI搭載レジ「ワンダーレジ」が常設される。

AI搭載セルフレジをJ1のスタジアム売店に常設
AI搭載セルフレジをJ1のスタジアム売店に常設

   ワンダーレジは、大分トリニータのユニホームスポンサーで、ソリューション事業などを行っているサインポスト株式会社(東京都中央区)が開発した高機能セルフレジ。2017年7月から実証実験を行い、19年から東京都内のコンビニエンスストアなどが導入している。昭和電工ドーム大分のトリズキッチンでも、昨年12月の試合開催時に試験的に配置された。

   ワンダーレジは、据え置きタイプのボックス型。購入する商品を精算台に置き、交通系ICカードをタッチして決済する。決済では、流通系の電子マネーも使える。サインポストは、「シンプルでスピーディな買い物方法を提供し、レジ待ちの混雑を緩和するとともに、人に接触しない新しい買い物方法を実現」としている。

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