火薬庫のような熱い日程が続く日韓の8月
韓国政府が様子見なのは、これからの1カ月、日本との間にとんでもなく多くの難関が待ち受けているからだ。
中央日報(7月29日付)「安倍謝罪像に日本の反発拡散...『非常識で異常な行為』」が問題の数々を、こう列挙する。
「来月(2020年8月)は韓日対立を増幅させかねない日程が相次ぐ予定だ。韓国政府が指定した『日本軍慰安婦被害者をたたえる日』(14日)、光復節(15日=韓国の独立記念日。日本は終戦記念日)、韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)延長期限(24日)などだ。また、強制徴用被害判決と関連した日本の被告企業の資産現金化が可能になるのが4日である点も変数になる」
民間の一植物園が余計なことをしてくれた、という思いが文在寅政権にあるのかもしれない。
(福田和郎)