【コロナに勝つ! ニッポンの会社】ウィズ・コロナ時代のデリバリースタイル実証実験、JR高輪ゲートウェイ駅で8月に期間限定

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   新型コロナウイルスと共存せざるを得ないウィズ・コロナの中で迎える夏休み。「次世代の駅」として2020年3月に開業したJR高輪ゲートウェイ駅では、JR東日本グループなどが、ロボットを使った「非接触」の配膳サービス・デリバリーの実証実験を行う。

   JR東日本の子会社で、ベンチャーへの出資や協業を推進するコーポレートベンチャーキャピタルのJR東日本スタートアップ株式会社(東京都港区)が、社会課題を解決するための自動運転やロボット技術の開発に取り組む株式会社ZMP(東京都文京区)と共同で、2020年8月12日から16日までの期間限定で実施する。7月17日の発表。

  • 実証実験でオペレーションに入るZMPのデリロがかわいい!
    実証実験でオペレーションに入るZMPのデリロがかわいい!
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注文からデリバリー、支払いも「無人」

   実証実験が行われるのは、高輪ゲートウェイ駅の駅前広場で7月14日から開催されている「Takanawa Gateway Fest」会場。フード&クラフトマーケット芝生広場で、ZMPが開発した宅配ロボット「DeliRo(デリロ)」が、注文受けからデリバリー。さらに、決済までも行う。決済はSuicaなど交通系ICカードを使い、完全キャッシュレスとし「一気通貫で無人で実施され、ウィズ・コロナ時代の新たなデリバリースタイルの体験を提供する」という。

   デリロがオペレーションに入るのは、この広場でJR東日本フーズが出店する「高輪SOBA二八」。お客のもとで注文を受け、できたてのそばを運ぶ。JR東日本スタートアップとZMPでは、デリロのオペレーションをモニターし、ロボットによるフルサービスの実現可能性を検証。将来的には高輪ゲートウェイ駅を中心とした街での実用化や、人手不足解消に向けての活用を検討することにしている。

   デリロは、最終拠点から届け先であるエンドユーザーへの過程「物流のラストワンマイル」のためにZMPが開発した宅配ロボット。毎日の買い物支援も想定されている。高度な自律移動技術により、周囲環境を認識しながら進路上の障害物を検出し、停止や回避など適切な移動制御が行える。

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