中途採用のミスマッチ解消! コロナ禍の今こそ「求める人材」を確保したい 【事例研究「因幡電機製作所」】

提供:東京しごとセンター

インターネットの求人情報は「消費期限」が短すぎる

「採用方法を替えないと」とJobトライを活用(因幡電機製作所の大前勝二取締役・右と東日本配電営業グループ長の竹本力氏・左)
「採用方法を替えないと」とJobトライを活用(因幡電機製作所の大前勝二取締役・右と東日本配電営業グループ長の竹本力氏・左)

――東京しごとセンターの「Jobトライ」)を、どのように知りましたか。

竹本力氏「5年ほど前から、ハローワークを利用していたのですが、インターネットに求人情報が公開されても1日ほどで他社の情報に埋もれてしまうんですね。それでピンポイントで募集しても、『消費期限』が非常に短い感じがありました。一方で新卒を募ってもなかなか集まらない事情もあり、これはちょっとやり方(採用方法)を変えないとダメかなと思っていました。そこで合同説明会のような場に、こちらから出向いていく機会をつくったほうがアピールしやすいのではないかと思い、それでそのあたりの情報を調べていくうちに、『Jobトライ』の情報を見つけ、問い合わせさせていただいたのが、きっかけです」

大前取締役は「中途採用に頼らざるを得ないので、即戦力がほしい」と話す。
大前取締役は「中途採用に頼らざるを得ないので、即戦力がほしい」と話す。

――「Jobトライ」を利用しようと思われたきっかけは、どのようなことなのでしょう。

大前勝二氏「新卒採用は難しいんですね。他の企業と合同の会社説明会でも、なかなか学生に集まってもらえません。たとえば、パナソニックや東芝ですとメジャーですが、『因幡電機』と言って会社名で響く人はいないんじゃないですかね(笑)。そこでは本当に苦戦しておりまして、『何を作っているの?』『電機って何?』から始まり、業務内容も専門的なので、こちらも説明しにくいし、学生もなかなか理解しにくいと思います。大阪が発祥ということもあるのでしょう。本来であれば、東京で採用して、群馬の工場や営業所にも配属したいのですが、とても難しいというのが実感です。とはいえ、一方で人材はすぐにも必要ですので、どうしても中途採用に頼らざるを得ないというわけです」

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