【株と為替 今週のねらい目】コロナ禍「感染第2波」と「ワクチン期待」で株式相場は一進一退(7月20日~24日)

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東京外国為替市場 ドル、底堅い動き

ドル・円予想レンジ:1ドル=106円00銭~108円00銭

   2020年7月17日(金)終値 1ドル=106円99銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、ドルの底固い動きが継続か。

   前週のドル円相場は、ドルが底堅い動きとなった。一時は1ドル=106円後半までドル売りが進んだが、その後は1ドル=107円付近まで値を戻した。

   今週のドル円相場は、ドルの底堅い動きが続きそうだ。米国では新型コロナウイルスの感染患者数が増加し続けているが、新型コロナウイルスの治療薬やワクチン開発に対する期待と政府による経済支援策への期待感がドルの下値を支えている。

   ただ、感染拡大状況次第では、再度、経済活動が制限される規制がかかる可能性もあり、先行的なドル買いが強まる可能性は小さい。目先は1ドル=106~107円のボックス圏での動きが続きそうだ。

   経済指標は、国内では20日に6月の貿易統計、6月15、16日開催の日本銀行の金融政策決定会合議事要旨、21日に6月の全国消費者物価指数などが予定されている。

   海外では、22日に6月の米国中古住宅販売件数、23日に6月の米国CB景気先行総合指数、24日に6月の米国新築住宅販売件数などが予定されている。

(鷲尾香一)

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