わたしたちの声を聞いて!
今夏のボーナスが全額カットされた東京女子医大労働組合のウェブサイトには6月から、看護師らの悲痛な声が届けられている。
「上半期賞与がないことを知り、どうしようもなく(労働組合に)相談させていただきました。入職3年目のまだまだ月給も少なく、一時帰休のため5月分の給与は6割。昇給も上半期賞与もない状態で、家賃光熱費だけで個人的な収入は赤字です...。奨学金の返金もできません...。食費も確保できません。生きていけません」(20代女性)
「コロナ対応で感染リスクを負いながら働いていました。それなのに夏季賞与なしだと辞めたくなります。ここまで職員を大切にしないのかと驚きました。ここで長く働こうとは思えないです」(看護師の20代女性)
「賞与なし? 笑わせないでほしい。もうここでまともに働く価値なし。他にもう少しまともな施設はあると思う」(医療技術職の20代男性)
「説明なしにいきなりボーナス全額カットなんて詐欺もいいところ。教職員はボランティアですか? こんな教職員軽視のブラック病院に就職してしまったことを後悔しています。」(看護師の20代女性)
「辞めたければしょうがない。看護師なんて補充すればいいという考えに本当に驚いています。ここで働いてくれる職員がいるから病院が成り立っているのに、私たちが必死でやってきたことに感謝すら感じてくれないんだな、と涙が出ます。私の職場の看護師はモチベーションが保てず、離職希望者が多いです。これでは患者の安全も守れないでしょう」(看護師の30代女性)
7月13日付のテレビや新聞の報道によると、東京女子医大病院で退職を希望している看護師は400人を超えているという。