今週(2020年7月6日週)は、3大学がそろって利益を確保した。
イーサリアムに投資した明治大学のITは「個人トレーダーのYouTubeチャンネルで得た情報を参考にした」という。久しぶりの利益にホッとした様子。リップルを保有する慶応義塾大学の馬医金満は、前週に購入した分を売却して利益を得た。引き続き、一部を保有する。ビットコインに投資する専修大学のゆうも、米国株の上昇とともにビットコインが上がったタイミングで利益を確定。着実に利益を積み上げている。
保有していたリップルを一部売却(慶応義塾大学)
みなさん、こんにちは。馬医金満です。
今週(7月6日週)の仮想通貨市場は、一時は上昇したものの、また前週と同じ水準に落ち着いています。9日夜から10日未明にかけて、100万円から98万3000円まで、2万7000円下落しました。
ビットコインは、もみ合いで始まった米国株式市場でダウ工業株30種平均の値動きに同調しています。また、テザー(USDT=ドルに固定されて連動する暗号通貨)裁判で、ニューヨーク司法当局の管轄権が認められる進展があったことや、ステーブルコインの資金凍結事例が相次いだことなど、USDT関連のニュースが関係したと考えています。
また米国では、8日に1日当たりの感染者数が過去最多となるなど、新型コロナウイルスの感染が急拡大しており、その懸念からNYダウ平均が急落しました。それにより、好調に推移したアルトコイン市場もビットコインの下落で一服し、全面安となっています。
現在、私が保有しているリップルは、22円台後半から21円台前半で推移しています。
さて、今週の取引ですが、前週購入した3000円分のリップルを売却しました。購入した際には19.5円で21.7円で売却できたので、338円のプラスのトータルになりました。
ここ最近、あまりいいニュースがなかったので、このプラスはかなりうれしいです。また、ここで4000円分の最初のリップルも売っちゃおうかと思ったのですが、まだまだ伸びる可能性あるかなということでそのままにしています。
ここからビットコインがまた100万円台に到達すると空気も変わってくると思うので、そのタイミングでまた売買しようかなと思っています。
では、また来週!
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
テザー社の準備金の不正利用疑惑裁判との争いは、まだまだ続いています。米ニューヨーク州の裁判所は7月10日に、取引所ビットフィネックス、テザーに対するNY司法当局の管轄権を認める判断を下しました。これにより、捜査が再開されます。ただし、テザー関連ニュースが相場に及ぼす影響は、どんどん小さくなってきています。6月にテザーが新規発行された際には、いつもは上昇するはずのビットコインは上昇しませんでした。10日のニュースでの下落も限定的になっています。次にテザーに関連する悪いニュースが流れて下落したところは押し目となる可能性が高そうです。
前週からの損益 プラス338円
7月10日現在 1万78円
保有している仮想通貨 リップル