今週(2020年7月6日週)は、3大学がそろって利益を確保した。
イーサリアムに投資した明治大学のITは「個人トレーダーのYouTubeチャンネルで得た情報を参考にした」という。久しぶりの利益にホッとした様子。リップルを保有する慶応義塾大学の馬医金満は、前週に購入した分を売却して利益を得た。引き続き、一部を保有する。ビットコインに投資する専修大学のゆうも、米国株の上昇とともにビットコインが上がったタイミングで利益を確定。着実に利益を積み上げている。
YouTubeで情報収集、イーサリアムを買い!(明治大学)
今週は私が受講している講義から、続々と期末レポートの課題が提出され、ここ1週間は他の課題も重なり、かなりてんてこ舞いでした。よって、ここ1週間はほとんどチャートを見ることができなかったのですが、久々にチャートを見たらびっくりしてしまいました。 ビットコインのチャートをみると、7月6日早朝につけた下ヒゲからぐんぐんと値を伸ばし、一時は9482ドル(104万3020円)まで値を伸ばしました。特に大きく伸びたのはリップルです。リップルもビットコインやイーサリアムと同じように、7月6日の下ヒゲの反動で急騰しました。
じつは、この上昇トレンドが起こった直後、7月6日9時に、イーサリアム(ETH)を契約数15で買っていました。個人トレーダーのYouTubeチャンネルで得た情報を参考にしました。利益確定ラインを1ETH=233ドルに設定していたので、今回の急騰の3分の1程度しか利益を確定できませんでしたが、それでも5.19ドル(=570円)の利益を獲得することができました。
利益確定ラインをもっと高く設定していれば、他の大学を大きく突き放せる利益を生み出せたかもしれませんが、それでも充分な利益を獲得できたと思います。
しかし、何度見ても圧巻なのは、やはりリップル(XRP)の2回目の急騰でしょう。7月8日9時から翌日21時までの24時間で、0.0281 XRP (3.09円)分の上昇を見せました。もちろん、日本円に換算してしまうと、たいしたことのないように見えてしまいますが、今回の急騰は4月末の急騰に匹敵するほどの大きさだったので、驚きました。
何はともあれ、今週は久々に利益を獲得できて良かったです。もちろん、長い目で見たら、横バイ相場の一時的な上昇に過ぎないので、謙虚に受け止めたいと思います。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
堅調なイーサリアムの上昇に乗ったナイストレードです。ここ最近注目度が上がってきている注目されているのは、Compaundという仕組みも支えているように思えます。これは、瞬時に仮想通貨同士を交換できるという仕組みです。それが、イーサリアムのスマートコントラクトが使われており、非中央集権で分散的に仮想通貨が交換されます。
参考リンク:最近話題の仮想通貨Compound (コンパウンド) とは?
しかし、盛り上がっているのは仮想通貨の貸し借りの方。利子が高く、米ドルのステーブルコインであるDaiが4.62%、USDCで2.60%程度となっており、米10年国債利回りである0.68%付近よりはるかに高くなっています。
なお、担保割れした場合、プログラムが自動精算する機能となっています。
前週からの損益 プラス570円
7月10日現在 1万787円