給付金10万円で米国株を買い増した小学4年の長男の決断!

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   今回は私、あっきんが長男と一緒に進めている米国株の運用について、近況報告。ちゃっかりエクセルの使い方を教えているのも注目ポイント!

   わが家では積極的にお金のことを子供に伝えるようにしている。最近ではNintendo Switchで話題のソフト「あつまれ! どうぶつの森」を使って、カブ取引に慣れた長男はリアルなお金で米国株の取引も始めた。
参考リンク:「小学4年で米国株デビュー! 投資を身近なものにするためにパパがしたこと」J-CAST会社ウオッチ2020年6月23日付

   もちろん、子供がいきなり株取引なんてできるわけもないので3年前からお年玉やお誕生日祝いのお金のすべてを、私が代わりに米国株に投資していた。投資額は合計で42万円。それに加えてこのほど、新型コロナウイルスの給付金10万円が子供たちにも振り込まれたので、そのお金も米国株に投資することにした。

  • 投資先として選んだ米国(写真はイメージ)
    投資先として選んだ米国(写真はイメージ)
  • 投資先として選んだ米国(写真はイメージ)

子供が大きくなった時、10万円は10万円の価値ではなくなる

   ちなみに、わが家の給付金はオンライン申請してから1週間で銀行口座に反映されていた。恐らく多くの世帯では子供がもらった給付金の10万円は大事に取っておこうと預金口座に入れたままだろう。

   わが家ではそんなもったいないことはしない。なぜなら、今の10万円は子供が大きくなった頃には10万円の価値を持たないからだ。年月が経つにつれて10万円で買えるモノやサービスの価格が上がっていく。だからこそ、現金で資産を保有するのではなく時間と共に上がっていく株式で資産を保有する。資産防衛策のひとつと言えるのだ。

   長男がゲームに少し飽きたタイミングを見計らって「給付金10万円で買う株を一緒にリサーチするか!」と声掛けした。

長男「いいね! おもしろそう! どうやってやんの?」
あっきん「前に選んだボーイング株とかはコロナを受けて一時的に値下がりしてる株を買おうって考えって買ったやろ? 今回はまったく反対のことをやってみようと思ってんねん。どういう作戦かわかる?」
長男「コロナでも下がらずに上がってる株を買うってこと?」
あっきん「正解!ちなみに日本人は値下がりしてるのを買うのが好きで米国の人は値上がりしてるのを買うのが好きやねんで。米国の人は楽観的な考え方やから上がってる=勢いがあるってとらえてさらにその波に乗ろうって考えるんちゃうかな。今回はそんな考えを取り入れようと思ってる」
長男「なるほど! ほんでこの2台並べたパソコンで何するん? 株価を調べるん??」
株価を調べてエクセルに入力していく長男
株価を調べてエクセルに入力していく長男
あっきん「エクセルに調べる銘柄のコードをコピペしてあるから、それ見てもう一つのパソコンでチャート出してコロナ前の2月12日の株価と今、6月26日の株価を調べてエクセルに入力していこう。こんな感じで作業していくねん」

   長男の学校では、パソコンの授業もあるが、まだエクセルなどは使っていないので、これを機にエクセルの使い方も教えておいた。式を入力すると自動計算してくれることや、上昇率が高い順に並び替えをできることも学んだ。

調べてわかった値上がりしている株価の傾向

   今回調べたのは、長男が米国株を購入しているスマホ証券「ワンタップバイ」で取り扱いがある64銘柄だ。そのうち15銘柄が値上がりしていた=下表参照

   会社名と、どんな業種かの説明をざっと長男にした。半分ぐらいは知ってる銘柄だった。

あっきん「コロナによって生活スタイルが変わったことが追い風になった会社の株が伸びたってこと。アマゾンとかネットフリックスとかは家にいて利用できるサービスやからわかりやすいね!」
あっきん「どうする?この銘柄を10万円分買う?」
長男「ちょっと多すぎるから二人で分けて買ったら? 上位8社のうち、4社ずつ買ったら? だいたい2.5万円ずつ買う感じ」
あっきん「それぐらいがわかりやすいか! そうしよう!」
あっきん「ちなみに、配当金でこんなふうに口座内にある現金が少しずつ増えてるからその分でも株買えるからね。」
長男口座の配当金の履歴
長男口座の配当金の履歴

   1000円でも株を持っていれば、配当金を受け取ることができるので、少しずつでも自分の資産が増えていくのが実感できるのも株式投資の魅力だ。

   6月30日に、長男の口座に貯まっていた現金10万3000円で、ペイパルとスクエアとテスラとネットフリックスを同額ずつ購入した。

   購入後の口座状況(6月30日時点)は、このようになった。

米国株を4銘柄買い増しした時の口座状況
米国株を4銘柄買い増しした時の口座状況

   これまでのトータルの投資額は52万円だ。買い増し直後の口座の評価額は62万9063円となっているので、含み益が10万9063円出ていることになる。

   今回買い増しした銘柄にテスラもあったことから、つい最近、テスラの時価総額がトヨタを抜いたというニュースにも興味を示していた。個別株を保有していると、自分が保有している銘柄にちなんだニュースは自ずと興味を持つようになるから、世界情勢や経済を学ぶきっかけとしては大いに役に立っているようだ。(あっきん)

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あっきん
あっきん(@_akkin_nara
投資家、ブロガー(元公務員)
23歳から、外国為替証拠金(FX)取引をはじめる。トレーダー歴は13年。2016年3月末、子育てと仕事を両立するために11年勤めた某県庁を早期退 職。その後、資産運用ブログ「akilog」をスタート。運用方法をすべてブログで公開する、「リアル」なトレードが評判を呼んでいる。
FX自動売買「トラリピ」(マネースクエア)と、仮想通貨がメイン。
奈良在住。金沢出身、36歳。
資産運用ブログ「akilog」https://akilog.jp/
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ひろこ(@hiroko_akilog
投資家、ブロガー、FP(元銀行員)
あっきん嫁。2児の母。銀行で投信の販売営業を14年続け、2018年3月末、早期退職。リーマンショックでの投資経験を活かした『長く投資を続ける秘 訣』をブログやSNSで発信中。女性の「そうそう!」「あるある!」を盛り込み、わかりやすく解説する。自分の感性を頼りに生きるタイプ。
投信、株価指数、FX、仮想通貨など幅広く運用中。テクニカル分析を楽しく勉強中。
奈良在住。奈良出身、アラフォー。
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