コワーキングスペースで執筆作業に勤しんだという明治大学のITは、上昇トレンドを信じてイーサリアムを買ったものの、思うように伸びず、わずかな含み損が生じた。慶応義塾大学の馬医金満は、リップルがさらに下げたところを買い増したものの、浮上せず。1万円を割りこみ、「かなり焦っている」。
ビットコインで攻めたのは、専修大学のゆう。1BTC=96万円の指値に、安値が96万2500円とギリギリ届かず。ちょっと残念。「焦らず行きたいと思います」と、気持ちを切り替える。
イーサリアム「買い」も「短気目線になりすぎていた」(明治大学)
現在、大学の先輩に紹介してもらった新宿のコワーキングスペースで、この記事を書いています。「今ちょうど無料キャンペーン中だから利用してみよう」と言われて、来てみたのですが、内装もおしゃれで設備も充実。無料ドリンクもあり、至れり尽くせりです。
ふだん私は近くのファストフード店で作業しているのですが、たまにはこういった、ちゃんとした場所で作業するのも良いものです。
このコワーキングスペースもそうですが、本当に東京にはいろんなサービスがありますね。地方から東京に上京してきた大学生の一部が、都会の誘惑に負けて遊び呆けてしまう気持ちもわかります。私はそうならないよう気を付けなければ。
7月2日16時30分、契約数15で、イーサリアム228.45ドルから成り行きで買いました=上図参照。理由は、6月28日3時の急落以降、戻し売りをはさみながらも、高値と底値が共に切り上げていた。すなわち、上昇トレンドだったからです。
28日3時以来、売りの勢いを3回跳ね返して上昇していたので、4回目の上昇を狙っての買いでした。もちろん、2回目の上昇直後、3回目の上昇が起こるまで少し時間を要したので、4回目の上昇にどれくらい時間を要するのか不安なところもありましたが、上昇トレンドを信じて買いました。
7月4日、4回目の上昇は起こらず、3日0時、逆に急落しました。一時、6月28日の実体の底値まで下がり、その後反発はしましたが、全戻しとはなりませんでした。やはり、短期的な目線になりすぎていたかもしれません。
週足でイーサリアムのチャートを見ると、3月9日のコロナ・ショックによる急落以降、上昇トレンドでしたが、現在は上図の青いレジスタンスライン(上値抵抗線。相場がその水準よりも上昇しないと思われる水準のこと)が意識され、下落するか否か微妙な位置にいます。
すなわち、相場の方向性がいま一つはっきりしない状態です。こういった相場だと、なかなか取引に踏み切ることができません。もう少し相場の方向性がはっきり見えると判断が下しやすいのですが、今後下降トレンドになると、かなり難易度の高いトレードに迫られます......。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
イーサリアムはここ最近、強い動きとなっています。主要仮想通貨で直近1か月の高値圏にあるのは、イーサリアム、バイナンスコイン、ステラ、トロンといったところ。当初2020年1月にリリースを予定していたイーサリアム2.0の遅延に関して、創設者であるヴィタリック・ブリテンが後悔しているとコメントしていました。ただ、遅延は投資家にとって既定路線であることから価格への影響はほとんどないと思われます。なお、ローンチは今のところ11月になると予測されています。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
7月3日現在 1万217円
保有する仮想通貨 イーサリアム