全国各地の知事が県民に「東京に行かないで」
朝日新聞(7月3日付オンライン版)「『期待裏切られた』感染拡大の東京、各県知事が自粛要請」などによると、埼玉県の大野元裕知事や、三重県の鈴木英敬知事、京都府の西脇隆俊知事、群馬県の山本太一知事らが不要不急の東京訪問を避け、やむを得ず東京に行く際には感染予防対策を徹底するよう呼びかけている。
島根県に至っては対策本部会議を開き、県民が首都圏を訪問する際には新宿区歌舞伎町などの繁華街を絶対に避けるよう要請。会議後、丸山達也知事は「都は都民に向けてもっと具体的な感染防止の要請や注意を示すべきだが、その期待を裏切られた」と東京都を批判したのだった。
こうした東京都VS政府のバトルに対し、ネット上では「東京都の言い分が正論だ。政府の対応は大人げない」と東京都に軍配を上げる声が圧倒的に多い。
「他県移動は自由とはいえ、感染が多い自治体の首長が周りに配慮して声明を出すことはよいことです。わざわざ国が否定する必要も意味もない。小池知事も不要不急の移動は控えようと呼びかけただけで、絶対に行くなとは言っていない。注意喚起してナイスだよ」
「小池さんが感染を抑え込もうと努力しているのは伝わってくる。西村大臣らはそれを邪魔しているようにしか見えない。Go Toキャンペーンが是が非でもしたいことしか考えておらず、無責任すぎる」
「率直に小池知事のほうが国民感覚だと思う。表向きには言わないが、田舎の友達によれば『東京の人とは接触したくない』というのがホンネ。全国各地の知事が『東京に行くときは注意して』と呼びかけているのが証拠」
「都民ですが、西村大臣の地元の兵庫県には遊びに行っていいってことですか? 西村大臣、危機感なさすぎですよ」
「小池都知事、国なんか向かなくていいよ。あなたは都民から選ばれた人なのだから、国の指針がおかしいと思ったら東京都のため、そして東京を支えてくれているそれ以外の地域のためのことを思い切ってやればいい」