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妊娠している女性のため、町が「おつかいタクシー」

   神奈川県、東京都、埼玉県でタクシー・ハイヤーサービスを行っている三和交通株式会社(横浜市)は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて各地で、買い物などを代行する「おつかいタクシー」のサービスを展開中だ。

   このほど新たに、埼玉県三芳町で、同町との契約により、2020年7月末までの期間限定で、町内で妊娠している女性を対象にした「おつかいタクシー」の運行を始めた。2020年7月6日の発表。

   三芳町では、妊娠している女性に「おつかいタクシー利用券」8枚を配布。お使い内容を買いたメモと利用券を乗務員に渡しておつかいを頼める。おつかいタクシーの通常の利用料金は、最初の30分が1900円で、以降30毎に1000円が加算される。町による補償は、最大1時間までで、1時間を超えた場合は30分毎に1000円を利用者が負担する。

● 時間貸しワークスペース、法人プランを新設

コインスペースの「coin space」
コインスペースの「coin space」

   駅に近い商業施設などに、電源・Wi-Fiを完備し10分間から可能な時間貸しスペースを展開して成長しているコインスペース株式会社(東京都渋谷区)は、新型コロナウイルスの影響で変わりつつある働き方に対応して法人会員プランを開始した。2020年7月6日の発表。

   新型コロナの感染拡大を機に企業の間ではテレワークの導入が進み、既存の事務所の移転や縮小に動く企業も多い。だが、一方で、従業員のテレワーク環境が十分に整っていないバックアップとして検討したコワーキングスペースが予算に合わず確保できないなどの理由で、踏み切れない企業も少なくないという。

   コインスペースではこうした状況を受け、従来の個人客向けからサービスを拡大、法人会員プランを設けることにした。

   コインスペースは2016年から、東京・渋谷を中心に「coin space(コインスペース)」事業をスタート。いまは「渋谷マークシティ店」など、渋谷駅周辺に5店を構える。都内ではほかに「丸井錦糸町店」(東京都墨田区)、「五反田駅前店」(同品川区)があり、2020年6月には、東京・銀座の「マロニエゲート銀座3店」をオープンした。神奈川県、静岡県でも店舗を展開している。

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