【株と為替 今週のねらい目】欧米で「第2波」への懸念拡大 東京で60人、国内は大丈夫か?(6月29日~7月3日)

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

東京外国為替市場 6月の米国雇用統計に気をつけろ!

ドル・円予想レンジ:1ドル=106円00銭~108円50銭

   2020年6月26日(金)終値 1ドル=107円21銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、ドルが堅調な動きとなりそうだ。

   前週のドル円相場は、強含みで推移した。一時は1ドル=106円台の円高に振れる局面もあったが、5月の米国個人消費支出が統計開始後では最大の伸びを記録したことを受け、ドル買いが優勢となった。

   今週のドル円相場は、米国で新型コロナウイルスの感染者が再拡大しており、再び米国経済に与える影響が懸念されている。ただ、トランプ米大統領は経済活動を優先させる姿勢を示しており、新型コロナウイルスの感染者拡大はドル売り材料とはなりにくそうだ。

   2日に発表の6月の米国雇用統計には十分に注意が必要。

   経済指標は、国内では6月30日に5月の完全失業率と有効求人倍率、鉱工業生産の発表。7月1日に6月の日銀短観、6月の自動車販売台数や消費動向調査などが予定されている。

   海外では、30日に6月の中国製造業PMI、6月の米国CB消費者信頼感指数、7月1日に6月の米国ADP雇用統計、5月の米国建設支出、6月の米国ISM製造業景況指数、2日に6月の米国雇用統計、5月の米国貿易収支などが予定されている。

(鷲尾香一)

姉妹サイト