きょうは50代のEさんです。前回のIさんに続き、Eさんもなんだか随分とポッチャリされましたね。
「そうなんですよ。在宅勤務で5キロ太りましたね。まぁ、この歳なので気かけてくれる人もいないし、歳を重ねると外見よりもやっぱり内面で勝負ですよね......。負け惜しみに聞こえるかな」
退職すると、まずは外見の勝負になる
日本人はEさんのように「見た目より内面が大事」という言葉をよく使いますよね。日本では、「外見は中身が良ければ気にすることはない」とあえて中身と外見を別々に考える価値観があるように感じますが、決して中身が良ければ外見はどうでもいいということではありません。
特に、子育てがひと段落した50代以降は、子ども関係の知り合いに会う機会も減っていくため、意識しないと見た目に差が開きやすくなります。芸能人が若々しく見えたり、カッコよく見えたりするのは、人から見られているという意識を持っているからです。
「50歳だから見た目はどうでもいい」ではなく、見られている意識を適度に持つことから意識してみましょう。
企業などで勤めている間は、「○○会社の課長のEさん」というように、会社名や肩書きを持ったうえで、外見を見られますよね。それが退職後に初対面の方に対しては、「見た目」の勝負に変わります。
初対面では、いくら内面の素晴らしさがあったとしても伝わりにくいため、見た目のイメージのほうが強くなってしまうのです。退職後の生活のためにも、今からカラダを鍛えておく価値はありそうですね。