ビットコイン、緩やかに続く「上昇」気流!
(2)マイニング期の好転
ビットコインのマイニングの多くは中国で行われているのですが、3~6月の中国の雨季では、水力発電を使ったマイニングが活性化。安い電気代により、マイニングが行われることで、ビットコインを支えるネットワークが強化され価格が上がりやすくなるとされています。そのため、過去4年間の4月~6月のビットコインの上昇率は優れた結果となっています。
参考リンク;「仮想通貨のアツい季節が到来? キラリと光るビットコインはコロナショックを振り払えるか!」(2020年4月28日付、J-CAST会社ウォッチ)
(3)新規マネーの流入、投資ファンドの存在
仮想通貨投資ファンドとして有名な米グレイスケールは、5月に保有する仮想通貨資産額が過去最高となる約4066億円に到達したことを発表しました。前年比で、ほぼ2倍となる約1926億円の増加となりました。つまり、ビットコインへの投資が以前にも増して進んでいることになります。また、米大手取引所であるコインベースでは、給付金1200ドルの支給日に、同じ額の入金が急増。ビットコインの価格を2万円以上押し上げることとなりました。
では、今後のビットコインはどうなるのでしょうか?
目先のビットコインは、材料が不足していることもあり、株価に左右される状況が続いています。ただし、1BTC=100万円前後と非常に安定して推移しており、急落してもすぐに持ち直す値動きとなっています。
新しいマイニングマシンの登場や、仮想通貨への投資人気の拡大、さらにコロナショック対策となる世界的な金融緩和による投資マネーが溢れています。
このことから、緩やかな上昇トレンドを描くのではないでしょうか。(ひろぴー)