ビットコイン、92万円台を割ったら......(慶応義塾大学)
みなさん、こんにちは。馬医金満です。
今週(6月15日週)の仮想通貨は、ちょっと値下がりしました。前週のビットコイン(BTC)は1BTC=102~104万円台で推移していましたが、今週は少し落ちて99~102万円台を推移しており、わずかですが下落しました。
現在なんとか100万円台は上回っていますが、今後90万円台が長引けば、ズルズルと下落する可能性もあるのかなと思います。
また、アルトコインもビットコインと同様に下落しており、保有しているリップル(XRP)は前週と同様に1XRP=20円台半ばをずっとさまよっている状況です。
ちなみに、気になったニュースは、中国産業情報技術省(CIID)が18日に、37のパブリックチェーンを総合的に評価した仮想通貨格付けランキングの最新版を公開して、その中でビットコインとリップルの順位が共に2段階引き上げられたことです。
CIIDの格付けは、中国の行政機関でもある機関が公開しているもので、仮想通貨の中でも主にパブリックチェーンの技術を評価するための「技術ベースの評価指標」として情報が提供されています。中華系の仮想通貨が例年上位にランクインしていますが、その中でこの2通貨の格付けが引き上げられたのは、興味深いと感じています。
さて、今週の取引ですが、特に取引していません。
リップルが前週とそこまで変わらない価格だったので、前週に比べて14円マイナスの1万205円となっています。
ちょっとビットコインが下がり始めているので、92万円台を割ったら、何かしらのアクションを起こしたいなと思います。
では、また来週!
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
リップル(XRP)が年初の価格である20円に近づき、さすがにこのあたりは値ごろ感で買ってくる投資家も多そうです。さて、直近のリップルに関連するニュースはふたつありました。
ひとつは、グローバルな送受金プロセスをシンプルにするユニバーサルな送金ID「PayID」の発表。送金プロセスを簡素化する送金ネットワークの構築により、世界標準のデジタル決済の導入と普及が加速するといいます。米国の金融犯罪捜査網の要件と金融活動作業部会の勧告の両方を準拠するということで、グローバル基準を取り、今のところ信頼度は一番高いのではないでしょうか。
そして、ふたつ目が年内にXRP利用のODL送金サービスを予定しているというもの。 これにより、法定通貨の値動きにほぼ影響されずに、早く安く国際送金を行うことができます。なお、現在ODLを利用している金融機関として公表される企業数は20社超。リップルのODLネットワークは、2020年第1四半期に取引高が約3倍に増加しています。
前週からの損益 マイナス14円
6月19日現在 1万205円
保有する仮想通貨 リップル