値動きが激しかったビットコインがようやく落ち着いてきた。つれて軟調だったリップルを保有する慶応義塾大学の馬医金満は、注視しながら「1ビットコイン=92万円台」あたりのタイミングをさぐる。
そのビットコインを保有する専修大学のゆうは、微増。さすがに「前週、50万円まで落ちるという予測はあり得ませんね。悲観的になりすぎていました」と自嘲する。明治大学のITは、カソツー大学対抗戦のルールの「壁」に阻まれて「空売り」できず、ここはジッとがまん。中央大学のカンタロはお休み。
横バイのビットコイン「なかなか手を出しづらい」(明治大学)
最近、明治大学の新入生と話をする機会があったのですが、大学の授業がオンラインであるがゆえに、なかなか友人関係を構築するのが難しいと感じているようです。私が新入生だった頃は、サークルの新歓時期などで他学部の学生と知り合ったり、多種多様な理由をもって大学に通う学生と出会えたりしたので、今年の新入生は人脈づくりという点では相当苦労しているみたいです。
私も、新歓時期に知り合った学生とは一部で、今でも交流があるので、そういった機会を逃してしまっていると思うと少し心苦しいですね......。
今週(6月15日週)の仮想通貨市場も、ビットコインは前週と引き続き、ほぼ横バイの状態が続いています。常に相場をチェックしているわけにもいけない私のような身としては、こういった状況ではなかなか手を出しづらいです。
また11日18時、15日9時には、米国株と日経平均株価に連動した大きな急落がありました。15日の急落に関しては全戻ししましたが、それでもここ数日、底値が切り下がっていることに変わりありません。細かく取引をすれば利益を狙うこともできるかもしれませんが、できればトレンド自体が好転してほしいものです。
今後、チャートが下落トレンドになった場合は、ある程度時間を置いてからトレードしなければならなくなる可能性が高く、静観の時間がかなり長くなってしまうかもしれません。
また前週、児山さんにアドバイスしていただいたように、最近は株式市場と仮想通貨が連動して動く場面が多いです。前述した11日の急落は、米国株の急落に連動した値動きで、15日の急落も日経平均株価に連動した値動きのようです。そして、株式市場と連動した仮想通貨の値動きは、下落トレンドの時に相関性が高くなるのだそう。
残念ながら空売りをすることは、カソツー大学対抗戦のルール上できないので、もし株式市場に連動した値動きを狙うとしたら、押し目買いしかありません。
ここは私にとって我慢の時間かもしれません。相場を静観しつつ、今のうちに大学の課題に勤しみたいと思います。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
前週の仮想通貨市場は横バイ状態で取引に苦しみました。筆者も株式、為替の取引がメインで仮想通貨の取引は行わない日もありました。そんななか、週末の仮想通貨市場は堅調。サンデーダウ(IG証券提供)という週末の株式市場の値動きを個人投資家は気にしているのですが、ビットコインは堅調でした。22日の東京株式市場も意外に強く始まったことから、ビットコインは買われ続け、久しぶりに東京、欧州、米国市場とも上げ続ける1日となりました。また、ペイパルが仮想通貨の直販を始めるというニュース(2020年6月23日付「PayPal、暗号資産の売買機能を開始か─複数関係者」で跳ねる一面もありました。
材料難であるために、目立ったニュースには、わかりやすく反応する相場になっているようです。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
6月19日現在 1万217円