金融は外資系コンサルティングファームが躍進
さらに、「転職したいと思う企業」を業種別でみると、大きな動きがあったのは金融で、業務の削減が進む国内金融機関に代わり、外資系のコンサルティングファーム(企業の経営課題を解決できるように手助けする会社)が順位を上げた。
業種別(金融)のトップは「マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパン」で、前年9位から大きく躍進。2位は、「三菱UFJ銀行」(前年1位)で、3位は「ゴールドマン・サックス・ジャパン・ホールディングス」だった。
「ボストン・コンサルティング・グループ」(12位)や、「モルガン・スタンレー」(15位)といった外資系企業が4社、上位にランクイン。また、国内企業でもリースなど幅広いビジネスを展開する「オリックス」が13位から4位に、「日本生命」が18位から6位へと、大きく伸びた。
なお、調査は2020年2月28日~3月9日に実施。調査方法は、投票者が転職したいと思う企業を1位から3位まであげてもらい、持ち点10ポイントを各企業へ志望度合いに応じて振り分ける。ポイントの合算値が多い順にランキングを作成した。