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アルコール消毒ができない「アルコール検知器」を消毒?

●アルコール検知器メーカーが開発したノンアル洗浄剤

アルコール検知器に使えるノンアル洗浄剤
アルコール検知器に使えるノンアル洗浄剤

   アルコール検知器を製造・販売する中央自動車工業株式会社(大阪市)は、アルコールを使わないで、広い用途で消毒に使える除菌・洗浄剤を開発した。6月18日の発表。自社が製造するアルコール検知器(アルコールチェッカー)も、これでキレイに消毒できる。

   新型コロナウイルスの感染拡大によって、手にふれるさまざまな商品をキレイに消毒するようになるなか、同社が製造するアルコール検知器も例外ではない。

   ところが、アルコール検知器を除菌、消毒すると、消毒用に使っているアルコールが反応して、故障するという報告が寄せられるようになった。そこで同社は、アルコール検知器のセンサーに影響なく使用できる除菌・洗浄剤の開発に着手。特殊電解装置で生成し、強アルカリ性で効果的に除菌・洗浄を行える「C.A.Wアルカリ電解水」を開発した。

   新商品の「C.A.Wアルカリ電解水」は、アルコール成分を含まず検知器に誤作動などを起こさせることなく、除菌・洗浄が可能なほか、スリッパやカーテンのような布類、ドアノブ、窓ガラス、OA機器などさまざまなモノの洗浄にも使える。

   アルコール検知器による飲酒検査は、2011年から、バスやトラックなどの自動車運送事業者に、19年からは航空事業者や鉄道事業者にも義務付けられている。

   新型コロナウイルスの感染防止対策によって、アルコール消毒液の使用が増えたことで、アルコール検知器協議会では4月に、手指のアルコール消毒後の検査時はせっけんで手洗いすることや、検知器の近くにアルコール消毒液を保管しないなどの対策をまとめ、国土交通省とともに、運送事業者らに呼びかけていた。

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