パソコンの画面の前に貼り付きたい!(専修大学)
最近、久々にバイトをしようかなと考え始めました。やはり、投資だけではまだ技術が備わってない不思議ちゃんには難しいのです。
それでどういうバイトをしたいか考えたのですが、これからの就活を考えると予定が組みやすい、さらに扶養家族内で勤務可能なバイトがいいかなと考えました。ですが、そんな条件に当てはまる会社があまりないのです。就活前のバイトで、戸惑っています。先輩方の中にはバイトと就活を両立させていた人がいると思うと、凄いなと身に染みて感じました。
さて、今週(6月8日週)の取引なのですが、先週思ったとおりマイナスでした。今回は唯一うまく行った日のことを取り上げたいと思います。
それは6月10日(水)に発表された米消費者物価指数です。予測しやすかったので、うまくいったのでしょう。なぜ予測しやすかったのか。それは1週間前の6月3日(水)に米ADP雇用者数が発表されたのですが、その時が予想を上回る結果に市場は急上昇したのは記憶に新しいところ。その影響を受け、また予想を上回る結果を出すのではないかという期待から、発表される直前まで市場は上昇しました。そして、発表直前に不安から下落しました。
来週は米国の小売売上高という、とても重要な経済指標が発表されます。この経済指標が発表される同日に、英国の雇用統計も発表されます。この日はずうっとパソコンの画面の前にいたいです。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
消費者物価指数(CPI)で取引を行ったということですが、今後2年は利上げを行わないとしている米国の動向を知るうえで物価動向は非常に重要です。なにせ、FRB(米連邦準備制度理事会)の役割は物価と雇用安定ですからね。
さて、重要なことは米国のインフレターゲットは個人消費支出(PCE)デフレータであり、日本や多くの国が対象としているCPIではありません。しかし、消費者物価指数の発表時期は対象月の翌月15日前後と、PCEデフレータに比べて2週間程度早く変化の傾向が似ているため、物価関連指標の中での 市場の注目度は 最も高いと言えます。
なお、計測期間中の代替品の扱いの違いなどから、PCEデフレータに比べると水準は若干高く出ることが多くなっています。たとえば、1年を通して平気で値段が4倍になったりするキャベツや白菜では、CPIはキャベツの値段の変化をそのまま計上するのに対して、PCEデフレータは消費傾向の変化も加味して算出されます。そのため、CPIのほうがPCEデフレータよりも変化が起きやすい指標なのです。
経済指標発表は瞬間的な値動きがありますが、その中身や構成、集計方法を知ることで、より取引の判断がしやすくなるかと思います。
前週からの損益 マイナス161円
6月12日現在 1万 3536円