リップル下落も「期待してます」!(慶応義塾大学)
みなさん、こんにちは。馬医金満です。
今週(6月8日週)は仮想通貨業界全体で、あまり大きな変動は見られませんでした。先週はビットコイン(BTC)が1BTC=105万~107万円台を推移していたようですが、今週は少し落ちて102万~104万円台を推移しており、わずかな下落が発生しました。
しかし、これで1か月間近く100万円を上回っていることになり、ここ最近の仮想通貨業界が安定的に推移していることがわかります。
個人的には投資家の安全資産の一つとして考えられていることが原因だと思うので、この傾向はしばらく続くのかなと予測しています。
つまり、米ニューヨーク株式市場のダウ平均株価やナスダックが大きく変動すると、向こうへ資金が流れていくため、仮想通貨も大きく値動きする可能性があり、その点は今後も注目しようかなと考えています。
アルトコインもビットコインと同様に下落しています。特に現在保有しているリップル(XRP)は、めちゃくちゃ下落しており、前回購入した20円台中盤まで戻ってきています......。
ただ、先週のニュースによるとリップルのパートナー企業は増え続けており、2019年11月に比べて50社増の350社となっているようなので、期待して引き続き保有し続けようと考えています。
さて、今週の取引ですが、特に取引していません。リップルが思った以上に下がってしまい、先週に比べて378円マイナスの1万219円となっています。
今週はリップルが下落してしまいましたが、ひとまずは引き続き保有しようと思っています。
あとはまだ6000円ほど現金があるので、良いタイミングでビットコインに入れようと思います。 では、また来週!
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
仮想通貨市場は、過去1年で最も静かな値動きとなっているように感じます。今の動きは、2019年1~2月にも似ているのですが、その後にビットコインは3.5倍にまで上昇しました。
ただ、その時は国内交換業者の登録や、海外投資ファンドの仮想通貨市場への参入などの好材料が相次いだためですので、今後どうなるかは予想しづらいところです。目先は、株式市場との連動といったところでしょうか。
さて、リップルは仮想通貨の中でも、とても安定した値動きとなっています。リップル社による売却が需給の悪化につながっているという声もありますが、多くの利用者がいるリップル社のサービスにおいて、XRPの安定した価格推移を支えているため、筆者は長期的に良いのではないかと考えています。
少し気になるところは、ここ最近の売買代金の低迷です。平均して1日に1500億円程度あった売買代金は、ここ2週間は1200億円と2割ほど下がっています。仮想通貨市場全体の売買代金も15兆円から10兆円割れと大きく落ち込んでいるものの、ビットコインSVよりも売買代金は小さいところは、かなり気になるところです。
前週からの損益 マイナス378円
6月12日現在 1万219円
保有する仮想通貨 リップル