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「泊まれる茶室」をテレワーク用の「働ける茶室」に

●「3密」を回避して「安全」「快適」仕事に集中できる個室

カプセルホテルをリデザイン
カプセルホテルをリデザイン

   「泊まれる茶室」を「働ける茶室」にリデザイン――。東京・日本橋人形町の「泊まれる茶室」がコンセプトのカプセルホテル「ホテル・ゼン・トーキョー(hotel zen tokyo)」は、カプセルベッドの一部を「仕事場」として使えるようデザインを改め、6月22日からテレワーカー向けのワーキングブースとして提供する。ホテルを運営する株式会社SENが16日に発表した。

   「ホテル・ゼン・トーキョー」は、従来のカプセルホテルのイメージとは一線を画して「泊まれる茶室」をコンセプトに2019年3月にオープン。各客室は、戦国時代の茶人、千利休の茶室を再解釈したという和モダンな空間にしつらえていた。

   2020年の年明けから顕在化した新型コロナウイルスの影響は、緊急事態宣言が解除されて、なお沈静化したとはいえず、多くの企業でテレワークを継続している。その一方で、自宅ではなかなか仕事に集中できないというテレワーカーも少なくないとの現状をみて、SENではホテルを使った仕事場を提供することにした。

   新たに提供を始める「カプセル型ワーキングブース」は、換気扇とエアコン空調を備え、「3密を回避しながら、安全に、快適に、仕事に集中できる」個室空間。コーヒー飲み放題付きで1時間300円、半日800円から、利用できる。パソコン用の電源が備えられ、スマートフォンの充電もOK。館内では、どこでもWi-Fiが利用できる。

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