反対意見は必ずある
R美さんは、その経験から、「何かを明確に訴えたり、意志を表明する時には、決してブレない覚悟が大事だと痛感しました。『そこに自分の強い意志があるのか?』と。もし上司の誘いを私自身が『セクハラ』だと感じて、自分から訴えていたなら、たとえ周りから地雷キャラとバッシングされても、逃げなかったと思います。でも自分の意志でやったわけではなかったので、バッシングに耐えられなかったんですね。あれ以来、なにかをハッキリと表明する時には、『仮にこれを言うことでバッシングされても、心が折れないほどの強い覚悟があるか?』というのを自分に問うようになりました。それがない状態でつぶやいたり行動したりしてしまうと、反対意見の人からバッシングされた時に、毅然と対応できないんですよね。そこまでの覚悟がないなら、意見を言わないで黙っておくことも、生きていくうえでの知恵というか処世術だと思い知りました」
もうおわかりですね。
自らの発言に、責任はつきもの。SNSを使えば、誰しもが自分の意見を気軽に発言できる時代ではありますが、たとえネット上であっても、自身の発言や行動には責任が伴うのです。#ハッシュタグが気分を軽~くさせるかもしれませんが、つぶやく時には一度冷静に立ち止まって、そこに自分の意志や覚悟があるのかを自問自答してみましょう。
【きょうの格言】覚悟なき発言はブーメランのように自分に帰ってくる!
それでは、また次回。(丸ノ内ミカ)