「生い立ち」の違いをひも解く
こうした「生い立ち」から、三菱商事や三井物産は原油価格などの外的要因に業績が大きく関係しているため、世界経済の原則によって業績が悪化しやすく(たとえば、2016年に三菱商事は4300億円の損失を計上。また、三井物産も2600億円の損失を計上しています)、一方で伊藤忠商事は生活資源に力を入れているため、安定して業績を伸ばしてきているように思います。
「商社は、日本独特の歴史から生まれたビジネスモデルだなぁ」と感じており、特にセグメントごとで見ると、各社の強みがわかって、なおおもしろいと思います。
もし、就活生でこの記事を読んでいる方がいらっしゃったら、各企業の事業計画、アニュアルレポートなどは見てみるといいかっもしれません。どこかのタイミングで、7大商社について、書いてみようかなとも思っています。
では、また来週!(馬医金満)