意識することは「清潔感」「気品」「控えめ」
では、実際どんなオフィスファッションが正解なのでしょうか――。もちろん、業界によって変わってきます。また、夏物はカジュアルになってしまう傾向があります。
それでも、以下を守っていると、夏でもきちんとして信頼の集まるオフィスファッションになります。
・胸元が開かないシンプルなブラウス。色は白のほか、淡いブルーや淡いピンクなど男性のシャツの色に合わせる。
・スカート丈は短くても膝丈は死守! タイト過ぎないスカートが◎
・パンツの裾はフルレングスが基本だが、夏場は足首が出るくらいの丈も○
・靴は歩きやすく品格のある5センチメートル前後のヒールがベスト!
・素肌感のあるストッキングを着用(サンダルのみ素足は可ですが、ビジネスにサンダルはオススメしません)
・使っていい色は、白、ネイビー、グレー、黒、ベージュ、淡いブルーなど控えめな色
このように整理してみると、オフィスファッションは一般的に、男性の服装マナーに寄せることがいいようです。「おしゃれ」「かわいい」「トレンド」はいらないことがわかるかと思いますし、セクシーなどはもってのほかなのです。
ただ、地味にすればいいということではなく、アクセサリーもつけられますし、ヘアスタイルやメイクもできます。「清潔感」「気品」「控えめ」を意識することが、好感の持てるオフィスファッションになるのです。
誰からも好感の持てる装いで、信頼を集め、正しく仕事の評価がされるようになると、ますます仕事で輝く女性が増えると思います。そして、ぜひ笑顔で仕事をして、自分も周りも盛り上げていきましょう。(入澤有希子)