【尾藤克之のオススメ】外資系への転職を希望するみなさん! 和文と英文、履歴書の書き方は違うんですよ

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直近から遡り有利になることは書く

   日本語の履歴書の場合は、社会人として働き出した入社直後の職場から現在時点に向かって時系列に書くのが一般的ですが、英文履歴書は「現在」を大切にするので、現在の職場を最初に書いて、その後は遡って記載していきます。

   鈴木さんによれば、この書き方を「クロノロジカル・レジュメ(Chronological Resume)」と言うそうです。学歴も最終学歴から記すことになります。

   アルバイトやボランティア活動なども、応募したい職種で活かせる部分があればすべて書きます。また、1人で完結する仕事はまずないので、チームプレーは重要視されます。団体で行うような趣味なら、Interests(趣味)という項目をつけ加えて書きます。

   本書は、外資系企業への転職術や成功の秘訣を、人事のプロならではの視点で明かした一冊です。人事のプロだけが知っている転職ハウツーは興味深いものでした。(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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