変化が起きると心のアップダウンは当たり前
ストレスの感じやすさは、人それぞれ違います。特にコロナ禍においてはさまざまな不安や恐怖を感じた方も多いでしょう。生活リズム、家族の関係性、コミュニケーションの変化、経済的不安というように、ストレスとなる原因もさまざまだと思います。
ぜひ、次の3つを実践してみてください。
・自分がストレスを感じていることに気づくこと
気持ちが落ち込んだり、疲れやすくなったり、眠れなくなったり、ふだんと違うなと感じたら、そのサインを受け取りましょう。「今、なんかストレスを感じているな」と受け入れましょう。
・ストレス・不安の原因を知ること
次に、そのストレス・不安の原因を可視化することです。運動不足を感じているのか、部下とのコミュニケーション不足を感じているのか、満員電車に乗ることがイヤなのか、書き出すことで今、何にストレスを感じているか原因を知ることが大事です。
・今、自分ができる範囲で対処する
原因がわかったら、ガマンは禁物です。今、できる範囲で解決策を見つけましょう。時間が経つことで解決することであれば、気分転換する方法を見つけることもオススメです。変化に対処するためには、自分自身も変化させる努力も必要です。人間にとって変化自体がストレスでもありますから。
Iさんのように部下がいる方は、部下の様子もこれまで以上に気にしましょう。「それくらい大丈夫だろう」という気持ちを、今は捨ててください。何を不安に思っているのか、しっかり部下の話を聞き、否定せずに受け止めることが大切です。
日常の変化、ライフスタイルの変化自体、ストレスの原因となります。ストレスに気づき、受け入れ、対応する、このサイクルは人が成長するサイクルと似ていますね。「ウィズコロナ」に向けて、ぜひ前に進んで行きましょう。
あと、Iさんは朝起きたら、まずは窓を開けて深呼吸するのがいいかもしれません。健やかな心は、健康なカラダが作りますからね。「コロナ太り」のIさん。次にお会いする時には、引き締まったIさんを楽しみにしています。(ひろ子ママ)