まさかの「今年だけ」Webテスト 「傾向と対策」はお受験の鉄則なれど......。撃沈す(叶多凛)

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そんなわたしのWebテスト体験記

   それを知ったわたしは、速攻で送られてきていたURLを分析。どのWebテストか特定した。そのWebテストは、正直わたしが今まで知らなかったものだった。

   とりあえず対策本を買おうと思い、某ネットショッピングサイトでポチッと購入。手にした対策本を開いてみると、本当に意味がわからないくらい難しそうな問題が並んでいた。しかも、制限時間がものすごく短く設定されている。「一問2分で数学の問題解け」とか、超ド文系のわたしには無茶すぎる......。

   うだうだ言っていても仕方ないので、とりあえず練習問題に取り組んでみる。わかりきっていたけれど、全然解けない。とくに数学系の問題、壊滅的。

   それでも締め切りまでの約2週間、自分なりに対策をして、気合を入れていざ本番。通信環境もばっちり、計算用のメモ用紙の準備もばっちり。あとは問題を解くのみ。よし。よーい、スタート!

   ...... 結果、撃沈した。なんなら得意なはずの国語系の問題さえ、時間配分をミスるという初歩的なミスで撃沈した。がーん。

   もちろん、そんな散々なテスト結果で選考を通過できるわけもなく、ステキなお祈りメールが送られてきた。わたしの中では志望度が高い会社の選考だったので、悔しくないと言ったらウソになるけど、自分の力は出し切ったつもり。う~ん、でもやっぱ悔しい!

   今年は新型コロナウイルスの影響もあって、Webテストの成績が重要視され、合格のボーダーラインが上がっているという話も聞く。

   がんばれ、わたし! Webテストに立ち向かう就活生に、幸あれ!!

(叶多凛)

鈴木 修二(すずき・しゅうじ)
鈴木 修二(すずき・しゅうじ)
現在、東京都内の難関私立大に通っている3年生。現役就活生として、今まさに就職活動中の立場だからこそわかる、最近の就活の実態をつまびらかにしていきたい。
自分と同じ、来春(2021年)卒の学生には共感の場を、これから就活を控える2022、23年卒の学生には、就職活動にはびこる企業の体裁と内情の乖離を、正確に把握するための機会になれば、と思う。
そして、意中の企業に就職して、すでにキャリアを積んでいるであろうビジネスパーソンさんには、さまざまな企業の採用戦略をエンターテインメントとして読んでいただければ、うれしい。
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叶多 凛(かなた・りん)
現在、東京都心から少し離れた自然あふれる私立大学に、のびのびと通う4年生。「学部4年生×就活生」というのはいささか不思議に思われるかもしれないけど、そうワケありである。
現役就活生として、シューカツのあれこれを率直に書いていきたい。就活に励んでいる「同士」には、「あるある」と思わず膝を打つような、まだまだ就活なんて!という学生には、シューカツの一端を覗いてもらえるような。そんな内容にできればといいな、と思う。
テーマは「就活も楽しむ!」。いろいろな企業に赴き、さまざまなビジネスの話を聞くことができるのは、就活生だけの「特権だ!」と思っている。そんなふうに就活できたら、イヤな面接官も撃退できるかも。なんて考えている。
得意なのは、英語。今夏の東京五輪・パラリンピックでは、世界中から訪れる報道陣の手助けをするインターンシップにも登録。こちらも、ガンバル!
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