【コロナに勝つ! ニッポンの会社】中学2年生の社長が考案!「感覚過敏でマスク着けられず」お知らせカードを作成

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「想像以上の反響にびっくり」

   意思表示カードは、名刺サイズで「感覚過敏のためマスクが付けられません。よろしくお願いします」というメッセージに、デザインには触覚過敏を表すためハリネズミのイラストをあしらった。4月29日に公開したところ、別バージョンのリクエストがあり、「マスクが苦手です」と「フェイスシールドが付けられません」というメッセージを加えた。

   感覚過敏研究所のホームページで、ダウンロードできる。

   マスクの着用という「新しい生活様式」の一つであり、営業が再開した百貨店や一部のテーマパークなどでは入場の「条件」になっているほど。マスクの着用が容易でない人たちから、感覚過敏研究所には、

「マスク全員着用の学校でしたが、このカードで学校と相談でき、マスクなしで登校することが可能になりました」
「学校の職員会議で、このカードを情報共有しました」
「マスクをつけていない人を見かけると不快感があったけど、理由があるのかもと思えるようになった」

といった声が寄せられている。

   「反響は、想像以上に大きくてびっくりしました」と、路瑛さん。

「この意思表示カードを、マスクを着けない免罪符にしたいわけではありませんが、本当に困っている方の意思表示やお守りになればいいと思います」

と話した。

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