「『東京大警報』のほうがいい。ゴジラが来そうで怖い」
ところで、小池都知事が発令した「東京アラート」。まず、ネーミングに違和感を持つ人が多かった。
「アラートの意味が、お年寄りには通じない。緊迫感が伝わりません。うちの父親は『アラームか?』と言っておりました。大阪では『警戒信号』と言っているから、そっちのほうが断然わかりやすい」
「『東京大警報』がいいですね。ゴジラが出てきそうな怖さがあってわかりやすいです」
また、第2波が来たのではないかと、心配する声が多かった。
「結果論ですが、やはり緊急事態宣言解除からのステップ1、ステップ2までの移行期間が短すぎました。たしかに経済を回さないと日本経済が死んでしまいますが、第2波を招いては元も子もない。そして、東京アラートといってもこれまで通り強制力がなく、ステップ2に関しても変更なしとなれば、単なるの都知事のパフォーマンスに過ぎないと思います」
「まだまだ市中感染者が多数いるということだね。これがまた3ケタに戻るとかなると、とても心配だ。ニュースを見ていても、街に人が溢れていて気が緩みすぎだ。緊急事態宣言時みたいに自制を続けるべきだと思うし、それができないなら安易に解除すべきでなかった。解除⇒感染者増でアラート発動⇒緊急事態宣言再発動。この繰り返しになりそう」
しかし、それ以上に多かったのは、「多少の感染者増は仕方ない。これがコロナとの共存だ」を前向きに受け止める声だった。
「その繰り返しでオッケーだよ。ワクチンができるまで、それ以外に道はない。騙し騙しおっかなビックリ行くしかない。皆がウイルスを忘れず、いつでも、どこでも、誰にでも感染するリスクがあることを意識して、行動するしかないと思う」
「皆で頑張って自粛して感染を最小限に抑えて時間を稼いだのだから、これからは皆で頑張って経済を回す方向に向かないと、コロナ以上の悪影響が出てくるよ」
「すべての業界が限界だったから再開したまで。コロナの制圧は無理なんだから、これからはコロナと共存していくということです。これが現実なので、現実を受け入れて生きていきましょう」
(福田和郎)