【襲来!新型コロナウイルス】「私たちにどう生きろと言うの?」小池都知事の「東京アラート」発令にクラブママ、キャバ嬢が恨み節

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

お客の情報も提供するガイドラインを作ったのに......

   ちなみに、大阪府では6月1日に接待を伴う飲食店も含め、すべての業種の休業要請を解除した。大阪府のホームページをみると、接待を伴う飲食店向けには、次の「感染予防のガイドライン」を守るよう求めたのだ。

(1)テーブルの間を透明なパーティションで区切るか、距離を最低1メートル空ける。
(2)横並びで座れるよう席の配置を工夫し、横並びが難しい場合は真正面を避けるか、テーブルの上にアクリル板などを設置する。
(3)接客の際に身体的な接触を避ける。
(4)客どうしのお酌やグラスなどの回し飲みは避けるよう注意喚起する。
(5)大声の会話が行われないようBGMや効果音を最小限に調整する。

などを求めている。

   首都4都県のホームページを見ると、神奈川県が5月27日に大阪府と同様にあらゆる業種を一斉に緩和したが、千葉県と埼玉県が東京都と同様に、接待を伴う飲食店などの休業要請を続けている。

   こうしたなか、高級クラブやホストクラブなどでつくる社団法人・日本水商売協会が5月7日、「接待飲食店におけるコロナウイルス対策ガイドライン」をつくり、ホームページ上に公開した=写真参照

日本水商売協会がつくった「感染防止ガイドライン」(協会ホームページより)
日本水商売協会がつくった「感染防止ガイドライン」(協会ホームページより)

   それによると、接客するスタッフ(ホステス・ホスト・キャスト・マど)が必ずやるべきことして、次の項目をあげている。

(1)マスク着用。飲み物を飲む時以外は外さない。
(2)検温による入店規制(体温計は非接触型が好ましいが、接触型の場合、人ごとにアルコール消毒)。
(3)ソーシャルディスタンス(キャストとお客様のペアごとに1卓分あけて着席)。
(4)定期的な換気(サーキュレーターの使用と定期的な窓開け)。
(5)30分に一度のこまめな手洗いと、30分に一度のうがい。スマホ画面の定期的な消毒。
(6)入店時に体調確認シート(別紙)へのサイン(虚偽申告にはペナルティ)。
(7)顔や髪を触らない(ヘアセットの場合にはアップヘアが望ましい)。帰宅後は速やかな入浴。
(8)保健所からの情報開示請求には、最大限応じる。
などだ。大阪府の感染予防ガイドラインよりかなり厳しいが、これを持って東京都に開業要請をしたが、なしのつぶてだったという。
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