多種多様な取引先、企業のリモート支援もプラスに
一つ目に関して、Jストリームの主要取引先は、フジテレビやテレビ朝日をはじめとするテレビ局や、カルビーや雪印メグミルクなどの食品メーカー、Panasonicやキヤノンなどの電機メーカー、大和証券グループ本社、みずほフィナンシャルグループ、ベネッセコーポレーションなどのさまざまな分野にわたる。
2020年3月期は、年間を通じてメディア系の大型運用案件や配信受注が継続したことが好決算につながったとのことだ。
二つ目のサービスについては、新型コロナウイルスの影響でコミュニケーションをネットに置き換えるライブ配信などの受注が増加しており、Jストリームの業績の追い風となっている。
具体的なサービスとして、リモート収録の助けとなる「3ステップサービス」や「リモートバーチャルスタジオ」、ライブ配信サービスとしての「疑似ライブ配信」、「iPadライブ配信」などが挙げられる。
また、企業のリモートワークも支援しており、株主総会を含む各種セミナー・イベントのバーチャル化については、すでにいくつもの実績がある。
今後も引き続き需要が高まるだろう。