【きょうの格言】夫婦の自粛生活に必要なのは? 「愛情」と「冷静さ」は結婚生活の両輪と知るべし!(丸ノ内ミカ)

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勃発!離婚騒動 そこでわかった母の真意

   母からは、「そういう意味で渡したんじゃないの。長い結婚生活にはいろいろなことがある。その時に法律のことが頭にあったら、N奈が救われるかもしれないし、N奈が法律の知識を持っていることが、二人の結婚生活を救うかもしれないのよ」と言われたのですが、20代のN奈さんには理解できず、お母様からの結婚祝いは「無粋としか思えなかった」と言います。

   しかし、その後にお母様の真意がわかったと、N奈さん。こう続けました。

「結婚して5年目に、主人に社内異動があったんです。望まない異動だったみたいで、そのことで彼がかなり落ち込んで、そのうち生活態度が荒れてきたんです。それまで順調だった人だったから、余計にダメージが大きかったのかもしれません。前には言わなかったようなキツイ言葉を私に言うようになったり、それで子供が怯えて泣いたこともあって......。」

   初めのうちはご主人の変化を、近いうちに落ち着くと思っていたというN奈さん。しかし、ご主人の精神的な落ち込みは思っていた以上に大きく、そのことでN奈さんたち家族も、一時期非常につらい時期を過ごしたといいます。N奈さんは母として子供の心をケアするために、場合によっては「別居」や「離婚」もやむを得ないかも、と思ったこともあったそうでした。

「とはいえ、私も結婚前には会社勤めもしていたので、予想外の異動や環境の変化で動揺してしまった主人の気持ちも、まったくわからなかったわけではなかったですし、子供もいますから、ちょっと揉めたからといって、短絡的に離婚するわけにはいきません。私も主人も、お互い今の生活に責任があります。
そのとき母からもらった『法律の本』のことを思い出したんです。その本には、女性が結婚生活のうえで身を守る法律についてわかりやすく書いてありました」
丸ノ内ミカ(まるのうち・みか)
丸ノ内ミカ(まるのうち・みか)
大学卒業後、金融系大手企業に就職してから、一貫して事務職やっています。趣味は野球観戦。シーズン中の週末は、ほぼどこかの球場に出没。40代後半のアラフィフ。
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